見出し画像

50代・60代 「ああ、そういうことなのだ 」と思って流れるように生きる

夕べは眠れましたか…。

50代~60代。
今、色々な曲がり角にさしかかりキツイ時期かと思います。言葉では表現できない気持ち、痛いほどわかります。

自分が通った道だからです。

私は人の相談を聴きながら、自分の身体や心の声に気づかないふりをして、かなり長い間苦しみ、とてもキツイ時期を過ごしました。

今もくもりですが( ^ω^)

「強い自分じゃないといけない」「しっかりしないといけない」「人に迷惑をかけてはいけない」ときっと思っていたのだと思います。

生きていると色々な時期があって良いことや、悪いこと、不安や、心配が

次々に起きてきて整理する間もなく、また次のことが起きて押し出されて前に進んでいるという感じですよね。

不安は、幸福からも不幸からも生まれるらしくて、人から不安は決してなくならないそうです。

人間はどれだけ多くのお金や、物や家族を持っていても、幸せを感じれば直後にそれを失くした時のことを考え始め不安がります。

どんな幸福そうな人からも不安は消えていかないし、不安が無いように見えるだけです。

でも、理屈では分かっていても自分の身に起きてくると本当に苦しいものですよね。

それが長引くと出口のないトンネルに入り込んだ気持ちになります。

そんな時は、はじめに自分の中にある思いを

自分の不安感を、無理に消そうとせず不安を感じる自分を、ダメだと思わなくても良いし「不安に思っているなぁ…。」と受け止める。

前の記事にも書きましたが心の中身を自分の外にだすこと。
書いたり話したり。自分にあった方法で。

溜めたままだと同じ思いが頭で渦巻きになって、最後は頭や心にこびりつく。

今日に良い記事を見つけました。看護師で僧侶のかたの言葉です。

「楽しく生きるには」
〇1つ目は思考の鎖を断ち切る
私たちには考えを鎖のように繋げる癖があります。特に心配や不安は次から次へと繋がって重くなっていきます。つながってきたなあと思ったら体を動かして 思考の鎖を断ち切る。
そして頭と心を休ませる時間を作りましょう 。

〇2つ目は言葉のメンテナンスをする
どんな言葉を使うかで物事の見え方は変わります。一日の終わりに「ああ、疲れたー」というか「ああ、今日も頑張った!」というかで、世界が変わるのです。だから口にする言葉を整えましょう。

〇3つ目は この世は諸行無常と知ること
この世の中には何一つとして同じ形であり続けるものはありません。それは社会が変わっても時代が変わっても変わることのない真理です。
老いていくことも病を得ることもその心理の中で起こること。「ああそういうことなのだ 。」と思って流れていくようにしましょう。

〇 最後に「自利をもって利他をなす」
目の前にいる喉の渇いた人に水を分けてあげるのは当たり前のことです。でも、そのためには自分のコップがいっぱいじゃないといけません。無理をしても長続きしないからです。
どこかで自分自身のコップ (心)をきちんと満たしておきましょう。
                    看護看護師 ・ 僧侶  玉置 妙憂
          

佐賀新聞 2023年 (令和五年) 5月17日水曜日 掲載

お互いに支えあって曲がり角で疲れたたら、その時元気な方が支え、代わる代わるに支えていけば

きっと、また元気になれると思います。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?