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為末大さん著の「諦める力」が日本人には必要

為末大さんは有名なアスリートですよね。
私は運動しない(というか動きたくない笑)ので、基本アスリートの方の本を読むことはありません。

たまたま何か本を買いたいなと思って目に留まったのが「諦める力」というタイトル。
なんとも衝撃的なタイトルですね。

日本人は、「あきらめずに辛抱してなんぼだ」とDNAにこれでもか!と染み付いているので、すごくネガティブな言葉にとらえられやすいですよね。

興味を持って読み始めたら、これがめちゃめちゃ心に刺さる言葉でわかりやすい。
思わずTwitterでも呟きました。

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まだ半分くらいまでしか読めてませんが、内容としてはアスリートもそうですがビジネスマンや学生にも読んで欲しいと思える内容。

先ほども書きましたが、この日本という国は「血のにじむ努力」を崇拝していて、他人に対しては逃げなければ何でも達成できるという風潮じゃないですか?
さてそんな自分はどうですか?自分の目標に対して血のにじむ努力をしていて、それは達成できそうですか?

そんな点を、俯瞰した目線で書いてくれていて、それぞれの人には得意不得意があってそれも整理してより良い人生にした方が良くないですか?と問いかけてくれます。

私の場合はコレ

私は根っからの技術系ですが、営業職をやったことがあったのですが最悪だったんですよ。
先ほどのTwitterの2番目ですが「出来ない事を捨て、出来る事を深くする」まさしくコレで、出来ない事ってお客さんに何かを売る営業職だったのですよ。
その当時は努力したつもりですが、血のにじむ努力か?と言われると疑問符が付きますが、残念ながら「努力が娯楽化」する事では無かったです。
毎日嫌でしたから。

という事で、日本に生きている限りこの「努力」「あきらめるな」みたいな空気が良くも悪くも作用するわけです。
きっと我が家の子供たちもそんな影響を受けながら育っていますので、こんな考え方もあるぞと理解してもらいたいのです。

という事で、この本を家族に読ませたいと思いました。

ちなみに、私は通勤中にこの本をオーディオブックという形で耳で聞いています。
通勤電車ではなかなか本も開けずに、買っても積ん読になってしまう人には最適ですよ。





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