#309 近所にこんなところが!という発見
『末の松山🌲』
歌枕として多くの歌人に詠まれた場所のひとつでして、有名処ですと百人一首にも選ばれている清原元輔(清少納言の父)の作品があります
「契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは」
※意味※約束しましたよね。涙を流しながら。末の松山が浪を決してかぶることがないように2人の愛も変わらないと。それなのに……
869年の貞観地震の際に大津波が襲来したものの、津波が末の松山を超えることはなかったということを物語っているのですが、その約1100年後に東日本大震災の際も周辺の市街地では約2mの津波が襲ったものの、こちらも末の松山は越えなかった という歴史の奥深さを感じられるスポットです( ´∀`)
ご安全に~