リゾートホテル 初仕事 バブル期 第3話
リゾートホテル 初仕事 バブル期 第3話
同期は、3月半ばくらいから研修ですでにいた。自分はギリギリの入社だったので研修もなく配属だった。
配属され、自分以外で同期が2人いた。1人は、ハウスマヌカンのバイト歴のあるあA子、長野から高卒のオタクっぽいカマキリ顔のB君。トラベル専門学校卒のスカしたCさん一個うえ。
品のいいおばちゃん課長と初仕事になった。仕事はバイトも含めてやったことなかった。部活ならイメージが着いたが…。
初めてのお仕事は、チェックインお客様をお部屋まで案内をする作業の見習い。おばちゃん課長の後ろでお客様の荷物を持って着いていく事が初仕事になった。自分といえば、荷物をただ持ってのそのそと着いていった。お客様の荷物が床につきそうだった。などと、後から指摘された。お金をいただいてご案内するってことのさわりを感じた。
品のいいおばちゃんなので、お客様の好感度もいい。素敵な笑顔でお迎えして、フロントに誘導する。フロントの用紙にお客様が書いてる最中にも、一緒にいるお子様に気を配っていた。
。観光案内なんかもやっていた。気配りのプロとはこうゆう事なんだとうっすらとわかり始めた。
この頃に気づいたのだが、ここはホテルと名乗るが、旅館業態だった。何も勉強せずに就職したんだと実感した。
旅館業法
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei04/03.html
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