子どもを撮るためにカメラを買い替えた話 困りポイント編

子どもが歩き始めるくらいまでは、以前から使っていたいわゆるコンデジで不足を感じることはなかったのですが、子どもが大きくなるにつれて、ちょっとしたお出かけや保育園の運動会、お遊戯会といったイベントを残しておくにあたって、だんだんと不足を感じるようになっていました。
あれこれと悩んで、結局やや型落ちのミラーレス一眼を購入したのですが、誰かの参考になることもあるかと思うので、購入に至った経緯を残しておこうと思います。

困りポイント

これまで使っていたコンデジは、Canon PowerShot G7X Mark II という機種で、1インチコンデジと呼ばれるそれなりに高性能な機種でした。
そこそこズームができ(35mm換算24~100mm)、iPhoneなどスマホに比べてセンサーサイズも大きく、レンズも明るい(開放F値1.8〜2.8)ので、薄暗かったり逆光のようなシチュエーションだと明らかに綺麗な写真が撮れました。
旅行とか、親戚や友達が来たときに、ちょっと写真を残しておくような使い方だと、非常に満足していました。

では、どういうところで困ったかというと、2点になります。

  • 運動会、お遊戯会だと100mmでは足りない

  • 子どもは止まってくれない

まず、ズームが100mmだと足りないという点です。保育園の運動会やお遊戯会なので、たいして広い会場でもないのですが、何度か行事を撮影すると100mmだと足りないなと思うようになりました。会場の広さ次第ですが、我が家の場合、ほぼ最前列から撮影しても、100mmだと顔を真ん中やや上くらいにしたとき、腰まで入ってしまう(周りのお友達2〜3人は一緒に入ってしまう)感じになります。感覚的には、200mmは欲しい、400mmあるとほとんどの場面で事足りるだろうな思います。(デジタルズームもありますが、個人的に光学ズームのあるデジカメでそれを使うのは避けたいですし、後から多少トリミングする方がいいと思っています)

次に、子どもは止まってくれないという点ですが、子どもが走りまわるようになって、ピンボケや被写体ブレの失敗写真になる確率が高くなっていました。
ピンボケは、この数年で瞳フォーカス的な機能の精度が相当に向上しているので、買い換えれば解消するだろうという大きなポイントでした。
被写体ブレについては、オートだと特によく発生するようになり、避けようとシャッタースピード優先で、シャッタースピードを上げると、ISO感度も上がってしまい、1インチセンサー+2016年ごろのISP性能 だと、結構ノイズの多い写真になってしまっていました。(フラッシュを焚けば良いというのは、その通りなのですが、子どもがメインなのであまり積極的は使いたくないのです)

蛇足

私の困りポイントから逆に考えると、子どもの保育園や幼稚園の行事を撮る目的でカメラを選ぶ場合、いわゆる1インチコンデジは、避けた方がいいのかなと思います。


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