見出し画像

生まれ変わったあの日(最終話)

私の過去

ー中学時代ー
HSP気質が強すぎたため、ほぼ友達ゼロ
自分を変えるために、英国派遣事業に応募して、合格する→イギリスで1週間の事業活動

ー高校時代ー
さらなる自己成長を目標にニュージーランドに1年間留学する

ー大学時代ー
入っていたサークルのストレスが引き金となり、
摂食障害になる。自分の根底的な問題と向き合う。

ー大学生ー
シンガポールのクリスチャン宣教師と出会い教会に通う。
信仰心が芽生え、洗礼を受けてクリスチャンになる。


クリスチャンになる決意

教会のみんなと出会って1年たったある日
私はクリスチャンになり洗礼を受けました。

理由は、私も教会の人たちのようになりたいと強く思ったからです。  
どんな状況でも、隣の人に寄り添う人たちを見て、なんて純粋で美しいのだろうと心に衝撃が走ったことがきっかけとなりました。


もう一つは、この場所に辿り着いたきっかけとなった、過去の数々の出来事が偶然とは思えなかったからです。

英語ダメダメな私が、なぜか高倍率の応募に受かり、勇気を出してイギリスへ行ったから、その後英語に興味を持つことができた。

ニュージーランドに留学をしたから、
人間関係を築くスキルも得られたし、ここまでの語学力を鍛えれた。

そして、空っぽだった大学生の時
英語を話すクリスチャン宣教師に出会い、
『Do you belive in Jesus?』と声をかけられたから今の教会に辿り着けた。


別に、その時出会った宣教師が日本人でもあり得たと思います。
でも、私は『日本人』のクリスチャンが、日本語で話しかけられたら絶対にその場から立ち去っていました。なぜならシンプルに怪しいから(笑)


『英語で話しかけられた』

この事実がとんでもなく当時の私にとって大きいことでした。

話しかけてくれたその人がシンガポールの方で、偶然そこに居合わせて、英語で話しかけてくれたから、
話をしてみようと思えました。
英語力に自信がなかったら、とても「Do you believe in Jesus(神様を信じていますか?) 」に太刀打ちできなかったと思います…

そして日本の教会でも珍しい、インターナショナルな教会であったこともすごいなと感じています。


教会にもし行ってなかったら、たくさんの大切な存在は今私の周りにはいません。ずっと、冷え切った暗いトンネルを1人でとぼとぼ歩くことになっていたことでしょう。


最初の1年間は、聖書の言葉も神様の存在も理解できず、受け入れられませんでした。一時は、予定していたイタリアに留学をすることを理由に、教会から離れようとしましたが、コロナで留学が中止となり、また再び教会のお世話になりました。


その時に私は、この1つ1つのドットが小さな小さな針の穴に通すように、繊細にかつ丁寧に完璧に繋がってベストな今があるという事実が、偶然ではなく、奇跡としか言いようがないと感じました。


この奇跡と愛が神様であると信じたから、
私はクリスチャンになる選択をしました。


中学生時代の下をうつむいてた辛かった頃を振り返ると、今の人生が180度大逆転したように感じます。
選択した出来事の一つ一つが伏線としてつながり、素晴らしい存在と出会うことが出来ました。
友人でもあるけど家族のような強い関係のなかで、幸せ、安心感を肌で感じることを通して、昔では考えられないくらい私は満たされています。


辛くてうまくいかないときもあるけど、私には立ち返る場所があって
そこでは、溢れるような『愛』そのものを深いレベルで感じることができています。そして、全ての出会いと大切な存在のおかげで
摂食障害は自然と治っていき、自分はいい方向に内面的に変わっていきました。
そんな恵みと支えに本当に感謝しています。

沢山の教会の友達がお誕生日パーティーを開いてくれました。
人生で1番幸せな日
インドネシアの友達がくれたバースデーカード(日本語うますぎる。ちなみに私のあだ名はチマリ)


選択と人生

私がしてきた選択は、何か先々のことを見据えて計画的にあるいは逆算的に
してきたものではありません。

心が『ビビッ』とくるような
まるで
思いを起こされたような感覚に「YES」と可能性を感じて
従って歩いてきました。

何か自分から意図的に計画して人生を歩んでというよりかは、その時その時に自然と機会が与えられ、導かれて今があると言ったほうがいいかもしれません。


神様は、私たちにとって何が一番いいものか誰よりも知っている存在だと思います。

ちゃんと私たちの願いや想いを知っていてくれて
それを用いて、また
私たちの弱さや暗いものまで全部を用い、
その時その時に機会を与えて
その選択をしたいと思うような気持ちにさせてくれます。
そして、その経験から気づきや知恵を与えてくれて、その人を変えていきます。
これは、私たちに選択をする権利がある以上
洗脳ではなくて、ベストになるための導き
であると私は考えます。

その機会に素直に応じる選択をしていくことが、良い未来に繋がっていくと
過去の経験からそう感じました。

「こんなこと怖いから挑戦できない。。」
「恥をかいたらどうしよう」
「周りから変な目で見られたらどうしよう」
「こんな選択をしたら、後々後悔をするのではないか?」

そんな思いのなか、心の奥底では何と言っているでしょうか?

「やってみたい!」
「楽しそう!」
「なんか直感的にこうした方がいい気がする!」

本当に自分の人生にとってその想いが「必要なこと」であれば、機会は訪れます。
それがGOサインかもしれません。
もしそうではない選択をしても、全部いい方向に用いられると思います。


私の人生では、まだまだその奇跡の連続が続いています。現在、社会人になり自分の持つ特性から悩むことも多いですが、
昔の奇跡よりも、より具体的で感動的な毎日を送っています。
この先またどんな道にたどりつくのか、自分の人生にわくわくしています!
これからもずっと、この奇跡と導きを書き残していきたいです。

辛い時もあるけど、それでも「ベストなプランが用意されてる」とこれからも信じる選択をし続けたいです。
私を支えてくれた全ての人と存在に感謝します。

これを読んでくださった沢山の人が、感動的な奇跡を体験できますように


All glory to God

『主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。
それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。』

エレミヤ書29章11節(口語訳)

『あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである。』

ピリピ人への手紙2章13節(口語訳)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?