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「お家でコーヒーカクテルはむずかしい?」

先日発売されたCAFERES4月号でコーヒーカクテルを取り上げていただきました。
いつもお世話になっている四谷三丁目のALL SEASONS COFFEEでの撮影でした。

今日はそんな中から、コールドブリューとウイスキーを使った、Amber Highballを解説していこうと思います。

特徴はなんといってもコーヒーとウイスキー、ソーダがあれば簡単にできることです!!
夕飯の買い物のついでにスーパーで帰る材料です。

レシピは、
コーヒー30ml
ウイスキー30ml
ソーダ適量
お好みでレモンピール
です。

ただ作っていて思うことは、なぜおいしいものとおいしくないものができてしまうのか?ということです。

まだ20歳になりたての頃に高円寺のbarでおいしいカクテルを飲んだことがあって。
「すっきりで、柑橘系で」というとイメージに合ったものが魔法のように出てくるんですね。

何かというと、作り手が飲み手の飲みたいもの、好きなもの、イメージするものを想像して、いつものレシピを少し修正して出すことの大切さです。
カクテルは、甘さ、酸味、ほのかな苦味を飲み手に合わせて微調整できるんですね。量感や質感も。
バリスタがお客様に合わせて、温度やコーヒーの強さなどを調整するのと同じですね。

その幅がカクテルは大きいようにいつも思います。バーテンダーの方は本当にすごいんです。
本当に魔法。

今回はコーヒーカクテルとしてももちろん楽しんでもらいたいんですが、居酒屋やカフェやバーで一杯目に飲んでもらえるようにコーヒー感は軽めで、ウイスキー感との一体感がありながらも次の一杯に繋がるような一杯を目指しました。

作り方は簡単。

①グラスに氷を入れて冷却する
②余分な水をきり、ウイスキーを注ぐ
③コールドブリューを注ぎ、ステア
④ソーダを注ぎ、氷を少し持ち上げ軽くステア

ポイントはコーヒーを濃く作りすぎないことです。
もともとは1:10くらいの割合のレシピでコーヒーを作っていましたが、1:16くらいで作るとさらに一体感が出て一杯で終わらないコーヒーカクテルとなりました。
毎日飲みたくなるコーヒーカクテルから考えるとコーヒーは主役じゃなくてもいいのかなと思うんです。

もちろんお好みで、ウイスキーの強さ、コーヒーの強さ、酸味の補強としてレモンジュースを入れたり、修正を是非してみてください。

ウイスキーの種類、コーヒーの種類を考えるだけでもあなただけにしかできないカクテルがお家で楽しめると思います。

私の好みは香りのすてきなスコッチウイスキーとコロンビアやグアテマラなどの甘さと酸味のバランスの優れた中南米のコーヒーです。

是非お試しください!
わからないことがあれば是非DMで聞いてください!

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