ChatGPT APIの利用
はじめに
@yutakikuchi_ です。
2022年は学習なしのAI、その中でも画像やテキストを生成するAI技術が今までに無いスピードで飛躍的に成長したとも言える年だったかと思います。
全く新しいコンテンツを生み出す生成系AI(Generative AI)の立役者の一人でもあるOpenAIが提供するChatGPTも注目を集めて、既に様々なアプリに組み込みが開始されているようですが、利用開始とAPIの仕様について、現在わかっている内容を記載します。
ChatGPTとは
ChatGPTとは?とChatGPTに聞いてみました。その返答は下記になります。
ふむふむ。大型言語モデルで文章の生成ができると。さすが高精度と言われるChatGTPですね、概要としての把握としてはバッチリです。尚、概要では無く詳しく知りたい場合は、聞く側がその状況を質問として投げかけてあげたり、更にはChatGPTとGPT-3の違いについても聞いてみると詳細を教えてくれます。
このNoteの下部に続きますが、ChatGPTはまだWebAPIが完全に一般公開されておらず、WebFormから利用申請で承認された人が使い始めている方がいそうな状態です。そのあたりもちゃんと把握した上でアクセス性について言及がされていそうです。
ChatGPT APIを利用するには
2023.01.22現在、下記のサイトのようにChatGPTのAPIを利用するにはOpenAIのサイト上でのSignupとAPI利用のRequestを送る必要があります。
ChatGPTのAPIのRequest formはこちらから。
上のFormからの申請後にOpenAIから連絡が来ると使えることになりそうです。ただ、ChatGPT APIの料金体系や仕様が下記GPT-3の言語モデルと異なるかどうかはドキュメントだけからは読み取れませんでしたが、海外で既にChatGPTのAPIの利用権を得た方の情報だと、Freeと$42のPro Planの2つがあるようです。
その他のOpenAIのAPI
2023.01.22現在ChatGPTでは無いOpenAI製のAPIについては既に一般公開されており、APIへのAccess keyがあれば利用できます。尚、APIは無償公開ではなく、有償公開になり、どれも従量課金制となっています。
例えばChatGPTと同じようなGPT-3系の文章生成APIとしては Text Completionというものがあります。それらは4つの種類のモデル(Ada, Babbage, Curie, Davinci)があり、どのモデルをtokenという単位でどれだけ使うかによって利用金額が変わります。APIに対して1回のRequestのInputとなるtokenデータ量(単語数)とAPIからのResponseのtoken数の両方で従量課金される仕組みのようです。例えばGPT-3で最も性能が良いとされるDavinciは1000tokenごとに$0.02課金されます。GPT-3のモデルの説明といつ頃の学習データを利用したかは下記のURLに記載がされています。
OpenAIのAPI Reference
下記サイトにAPIの仕様について記載がされています。
https://beta.openai.com/docs/api-reference/introduction
ChatGPTをUIで試してみたい場合
下記のサイトで質問文をテキストとして投げてみると、ChatGPTが生成した文章をUI上で受け取ることができます。
その他
ChatGPTのAPIがRequest formから申請をしなければならないという状況で、一般公開が少しずつ始まった状態ですが、既にpyChatGPTというpythonでChatGPT APIを使うためのWrapperもあるようです。ただ、非公式と書いてあります。
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