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いろいろオススメ文房具

調査士試験には作図があるので、皆さん色々な文房具を試されていると思います。

あの人はアレがいいって言ってるよ
この人はコレがいいって言ってるよ

色んな人が色んな情報を出していて、それが必ずしも一致しないわけですから、初学者の人は戸惑うことでしょう。

正直いいますが、何を使っても大抵は大丈夫です。
別に数千円もするペンを使わなくても、100均で2本1組で買ったペンでも合格できます(実際、私はそれで合格しました。ちなみにプラチナのknock ball 0.4 ※油性ボールペン)。

大切なのはあなたとの「相性」です。
自分が使っててしっくりくるかどうか、です。

数種類使ってみて、その中で「これ良さそうだな」と思ったものを使いましょう。
値段とかブランドとか、周りの人の「こっちの方がいいよ」に振り回されず。

あとは、それが馴染むまで使い込むのがいいですね。
初めて握った瞬間から「もうこれしかない!最高にフィットする!唯一無二!」なんてペンはたぶんないです。
使っているうちに馴染んでくるものです。

だから、「最善」「最高」「究極」のペンを探すのはやめましょう。
時間とお金がもったいないです。
そこは沼ですからね。

なんとなく使ってみて「いいかも」と思ったら、もうそれにサクッと決めて、あとはそのペンが手に馴染むまで使い込みましょう。

ここでは私なりのオススメの文房具を紹介しておきます。
が、もちろん皆さんにとって合うかどうかは分かりませんので、候補として比較検討してみてください。

ではいってみましょう。

◆ボールペン(その1)

パイロット「ジュースアップ 0.3mm」

ゲルインキボールペンの中で、最も書き心地が良いのがこれ。
0.3mmという細さにも関わらず、サラサラと非常になめらかな書き心地です。
インク乗りもよく、ほとんどかすれません。
ペン先が細ければ、それだけインク量も少なく、乾きが早いという利点もあります(0.4mmだと滲むので0.3mmの方が良いです)。

また、ペン先が非常に見やすく、定規の狙った目盛にピタリと当てることができるのも使いやすい一因です。


◆ボールペン(その2)

トンボ「モノグラフライト 0.38mm」

こちらは油性ボールペンになります。
書き心地の滑らかさはゲルインキのジュースアップに劣りますが、ペン先を紙の上に置いておいてもインクだまりができないのが油性ボールペンの良いところ。
少しでもインクが擦れるのがイヤだ、という方はこちらの方がお勧めですね。

シャーペンの線の上をなぞってもインク乗りが良くてGOODです。


◆シャーペン

ぺんてる「グラフギア 0.3mm」

製図用ということもあってペン先が非常に細く、紙との接点が見やすいのが特徴。
三角定規の狙った目盛りにピタリと当てられます。
グリップ部分は刻み加工があって滑りにくく、程よい重みもあるため、手が疲れることなく製図することができます。


◆シャーペンの芯

パイロット「グラファイト 0.3mm」

これは受講生に教えてもらいました。
3mmの芯ともなると非常に折れやすいのですが、この芯は折れにくく、書き心地もなめらかです。
また、上から墨入れしても、インクをはじきづらいのがメリット。
調査士受験生にとって線を引くのは一発勝負ですから、できる限りリスクの少ないものを選びたいですね。


◆シャーペン(マークシート用)

マークシートを塗りつぶすなら、マークシート用のシャーペンがベスト。
鉛筆でも構いませんが、芯が折れる可能性を考えるとシャーペンの方が確実です。

「グラフギアで塗ればいいのでは?」と思われるかもしれませんが、シャーペンの芯は、鉛筆の芯と成分が違います。マークシートは鉛筆で塗ったものを読み取る仕組みですので、シャーペンの芯では稀に読み取りエラーが生じます。
しかし、マークシート用のシャーペンであれば、エラーの不安は皆無です。

また、太い分、塗りつぶしにかかる時間も断然早いので、時間が勝負の調査士試験においてはこちらの使用一択です。

◆マーカー

ぺんてる「ハンディラインS」

マーカーを使う人向けです。
調査士試験では、キャップの付け外しにかける時間も惜しいです。
「最初から外して置いておけばいいのでは」
という声もありますが、転がった拍子に解答用紙を汚すかもしれないので、あまりお勧めしません。

これであれば、親指のノック一発で出し入れできるのでお勧めです。

以上です。
なお、受験案内には、持ち込める文房具について以下のように規定されていますのでご注意くださいね。
日々の勉強でも意識しておくとよいと思います。


(令和3年度受験案内より)

名称未設定 1


ではでは。

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