【一景目】Golden Hours

画像1 喜志から撮れる夕焼け🌆。オレンジではなくピンク色。レイリー散乱という現象らしく、昼間とは違い、真横からの太陽の日は、大気の層を長く通るので、私たちの目に届く頃には、青い光は散乱し、夕焼け色だけが届く。と、知ってしまうことは、良いことだろうか。知らないまま、不思議な方が、夕焼けは美しく見えたかもしれない。男が女性を理解できないのは、女性を不思議なまま、ずっと美しく見るためかもしれない。
画像2 大学から見える夕陽。身長が180cm近くあるので僕には見えたが、他の人は気づかなかった。見える人と見えない人がいる。これだけ綺麗な夕陽でさえ。
画像3 夕陽の影。窓にも見える。この影が、どこから来た影なのかなんて、気にしていない。人が見るのは過程ではなく結果ばかり。ここにうつるものだけが、写真としてうつる。
画像4 舞台からの帰り。綺麗、と心奪われ、カメラをとる。この写真はそのときのあたたかさまで記録している。この記録は、僕の中の記憶を引き出すこともできるが、これを見るあなたには、ただの写真だろう。
画像5 このような、「普通は撮らない角度」が好きだ。わざわざその視点から写真を撮りたい。この場合、肉眼よりも、写真の方が見栄えよかったりする。
画像6 ピンク色の空。不思議に思う。不思議に思うことを不思議に思う。なぜ夕陽は、「普通はオレンジ色」なのだろうか。僕らは可視光線でしか見ていないから、紫外線や赤外線を見れると、どのように写るのか。想像するか、ググるか。
画像7 綺麗な夕陽だ。そう思うと、とにかく写真に残して「こんな綺麗な夕陽を見た」と伝えたくなる。見せられる側としては、「へぇー」だけかもしれないが。
画像8 目には綺麗に見えていた。雲と混ざりあう橙色の光。
画像9 青空と夕空。どちらもちがってどちらもいい。優劣じゃない。
画像10 上下反転しても。水溜まりに写る世界と、現実の世界は、あまり区別がない。思い込みは世界を変える。
画像11 mirror of rain. 雨は降っていない。雨は降っていた。雨が溜まれば雨水だ。でも"本当に雨水か?"だれかが"ドラマの撮影で降らした後の水"かもしれない。思い込みは世界をつくる。
画像12 うねる雲。垣間見える夕陽。透けて届く枝木。木々にはこの夕陽は見えているのだろうか。 木々。夕陽を見ることはできないが、夕陽を食らって生きている。
画像13 曇って霞んでピンぼけする。ピンクすぎる。そして新校舎。

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