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CA新卒採用にご縁が無かった人が、既卒採用にチャレンジするタイミングは?

客室乗務員の新卒でご縁が無かったけど、すぐに既卒採用を受けるか迷っている…

そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。理由をよく聞いてみると

■すぐに辞めると書類選考や面接でマイナスなのではないか?
■すぐに辞めると現職の方々に迷惑ではないか?

などの理由が多いようです。
この悩みについての私個人の答えは

まったく問題なし!今すぐチャレンジしよう!

です。
今回は、この悩みに対する私の個人的な考えを書きたいと思います。

すぐに辞めると書類選考や面接でマイナスではないか?

まず【すぐに辞めると書類選考や面接でマイナスではないか?】についてです。

今回は「内定したら半年で辞めることになる。3年くらい勤めてからのほうが良いのかも」という悩みとしましょう。

まず大事なのは、「半年で辞める」という事実をどう捉えるかは、人の価値観によって異なるということです。

「すぐ辞めるのか。CAになっても長続きしなそうだな」と捉える方もいるかもしれないし「お!半年も経たずに挑戦か。本当にCAになりたんだな!」と捉える方もいるかもしれません。

逆に3年間勤めたあとでも

「3年もエントリーしなかったのか。あまりCAへの想いが強くないのかな」と捉える方もいるかもしれないし「他職種でじっくり社会経験を積んでいるなら、即戦力になるな!」と捉える方もいるかもしれません。

相手がどう捉えるかは、あなたにはどうにもできません。気にするだけ時間がもったいないです。

ではどうするか?

「半年で辞める」という事実を肯定的に解釈し、あなたの最大の武器にしてしまうのです。

「半年で辞める」というキャリアは面接官からしたら気になるトピックスであり、ESや面接でチェックが入る可能性があります。これはチャンスです。ESでも面接でも、ここに最高の返答を用意しておくことで面接官に強い印象を与えることができます。

「半年間○○で働いたが、空への想いは変わらなかった。様々な経験をさせて頂いた現職の方々には本当に感謝しているが、やはり私は空で働きたい。半年で辞めることに仲間への心苦しさはあるが、それでも空で働きたいという気持ちがブレない私の想いは本物であると確信している。私は御社のCAとなり定年まで貢献し続けたい」

などなど、とにかく事実を肯定的に解釈してアピールに繋げることが出来るはずです。

不採用になったら現職で働き続ければいいだけです。場数を踏む練習と捉えて、どんどんチャレンジしていくことをオススメします!

現職の方々に迷惑ではないか?

次に【すぐに辞めると現職の方々に迷惑ではないか?】についてです。

「半年で辞めたら迷惑だし、3年くらい働いてから既卒採用にチャレンジしようかな」そう考える方も多いと思います。たしかに、採用した社員が辞めるというのは会社にとって頭の痛いことかもしれません。

ただ私個人の実感としては、雇って半年でまだ能力もそこそこの新卒社員が辞めたところで、職場では少し話題になってそれで終わりです。むしろ、長く勤めてキャリアを積んだあとに辞められるほうが会社はキツイはずです。

実際、私のエアラインでは3つの厳しい採用試験を突破してCAとして入社したにも関わらず、たった1ヶ月で初期訓練中に退職したツワモノいます。そんな方もすぐに忘れ去られました。むしろ、このくらい自分の人生に正直に生きるほうが良いと私は思っています。

むしろ「現職の人に怒られるのでは?嫌われるのでは?批判されるのは?」と恐れるあまり、自分に言い訳をして「迷惑をかけないためには仕方ない」と自分の消極性をムリヤリ正当化しているのだとしたら、そちらのほうが問題です。

あなたが本当に求めているものは、なんですか?
3年間働くという選択は、本当にやりたいことですか?
悔いのない人生を生きるうえで、その選択は最善ですか?

CAとは心身共にタフな仕事です。体調を崩したり、結婚や妊娠などのライフステージが変化したり、様々な理由で退職される方も多いです。だから毎年多くの新卒を雇っているのです。少しでも長くCAライフを楽しみたいのなら「今」という人生で最も若くて健康な時間を無駄に使うのは、あまりにももったいないと私は思います。

半年で辞めることが現職の契約上問題ないのであれば、どんどんチャレンジしていくことをオススメします!

まとめ

繰り返しますが、

私個人は
今すぐチャレンジ!
だと思っています。

なぜ?

人生は一度っきりだからです。
強く求める夢があるのは、最高に素敵なことです。その思いを誤魔化して生きるのはもったいない。とことん求めていきましょう。そこで感じる挫折も栄光も、他人からの批判も、全てあなたが本気で生きたことを示す証であり、あなたの人生を彩るエピソードになります。

どう生きようが、全てあなたの自己責任。ならば、自分が納得できる生き方をしていきましょう。

あなたが本当に求めているものは、なんですか?

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