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【燃油サーチャージ】をわかりやすく学ぼう
○○エアライン
燃油サーチャージを据え置き
みたいなニュースを見たことはありませんか?燃油サーチャージは航空券の料金に影響しているのですが、知らないままお金を支払うのも気持ちが悪いのではないでしょうか。
今回は意外と知っているようで知らない航空用語「燃油サーチャージ」を簡単に学びましょう!
燃油サーチャージとは?
「燃油サーチャージ」とは運賃の追加料金です。
航空燃料に使用される原油の価格高騰に対応するために、運賃に追加料金を課して、航空燃料費の一部を乗客に負担して頂くシステムです。
日本語では「燃油特別付加運賃」といいます。
燃油サーチャージを課している航空会社
燃油サーチャージを課しているかどうかは航空会社によって異なります。2020年4月現在、国内航空会社では
JAL
ANA
フジドリームエアラインズ
スカイマーク
スターフライヤー
春秋航空日本
が、燃油サーチャージを課しています。
主に国際線に対して課していますが、同じく国際線を運航しているジェットスター・ジャパンやPeachは課していません。価格はそれぞれのwebサイトをご参照ください。
どうして定期的に発表されるの?
燃油サーチャージの料金は原油価格によって変動します。
旅客機に使う燃料は、石油会社や商社が原油価格で原油を仕入れてジェット燃料に精製したものを航空会社が購入しています。なので仕入れる際の原油価格が下落したら徴収が無くなる事もありますし、上昇したら再び徴収が再開されることもあります。
原油価格の変動に素早く対応するため、定期的に燃油サーチャージを変更しているのです。
JAL・ANA・スターフライヤー・スカイマーク・春秋航空日本は2ヶ月
フジドリームエアラインズは1ヶ月
ごとに価格を変更しています。
また、課金料は路線ごとに異なります。利用する際は利用するエアラインのwebサイトをチェックされると良いかと思います!
いつ払うの?
燃油サーチャージの料金は、基本的に航空券の料金に含まれています。航空会社のwebサイトから購入する時は、購入画面などに明細が表示されているはずです。
これは2020年4月に、ANAでとある国際線の航空券を購入する際の支払い明細です。ちゃんと「燃油特別付加運賃」と明記されていますね!
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まとめ
いくら万全に整備した飛行機と、十分に訓練を積んだ乗務員がいても、燃料が無ければ飛行機は飛べません。
車をお持ちの方は分かるかと思いますが、定期的に価格が変動するガソリン代というのは車の維持費の中でも大きな割合を占めているはずです。
原油価格が上がるなか、航空会社が皆様に「フライト」というサービス提供し続けていくためには、こうした追加料金が必要なのです。
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