【ベース練習日記 2】 1,305時間〜

練習方法

今は練習時間を3つに分けて、3種類の練習をしています。ベーシストに必要な能力が色々あるから…というのもありますが、同じことをずっとやっていると飽きてしまうため複数の種類の練習をやった方が集中して取り組めるということも理由です。

この記事ではその3種の練習方法を紹介します。

1.リズム練習

ベースはバンドの根幹を支えています。正確なリズム感を身につけることでバンド全体に安定感を持たせるのがベースの仕事です。そんなわけで、ベーシストは特にリズム感を鍛える必要がある。

私は一年以上、この本に書かれた練習をやっています。

地味ではありますが、この本に書かれた練習をやって自分の演奏を録音してみると、自分のリズム感の甘さを痛感させられます。

最初この本の後半の練習編(前半部は練習の心構え等々の説明に割かれている)の第1章を読んだ時は、「こんなの簡単じゃん!」と思ってしまいがちです。わたしは正直なところ、そう思ってしまいました。ところが自分の演奏を録音して聴いてみると、そんな「簡単な」ことすら出来ないという事実を突きつけられました。つまり、この本を手に入れた時点での自分はリズム感の悪いベーシストだったわけです。

でも、そんな私のようなベーシストでも、練習によってリズム感を正確にすることが可能だと筆者の石村さんは言います。

この本に書かれている練習は非常に地味なものが多いです。それはリズムの練習に集中するために、練習フレーズが極力簡略なものにされているのが理由だと思います。

たまに退屈さを感じてしまいますが、やればやるほどリズム感が正確になるので、この本のリズム練習はやる価値があります。

ちなみに、演奏を録音して聴き比べると本当に効果を実感できます。)

2.フィジカル練習

ベースの演奏に必要な基礎的な技術の練習も行っています。

左手の4本の指をなるべくまんべんなく動かせるようにすることと、苦手な指をなくすように(私の場合、薬指が一番苦手です)することが当面の目標です。

この本は新装版も出ていますが、私は旧い装丁の方を使っています。

第1章の左手のエクササイズ、地味で単純ですが、これがなかなかキツいです。ここに載っているフレーズを、ミスが無いのはもちろんのこと、何度も繰り返し演奏しても(目安として3回連続で)バテないくらいにスタミナをつけるのを当面の目標としています。

ところで、私はこの本を中古で入手したのですが、スラップ編の最初のページにだけ開いた癖が付いているんですね。きっと前の持ち主がスラップを習得するためにこの本を入手したのだと思われます。ただ、本の状態は私の入手時点で非常に良好だったので、前の持ち主はベーシストになるのをあきらめたのかも知れません。


3.アルペジオ練習(音楽理論)

コード譜を見て当意即妙なベースラインを弾けるベーシストになるのが私の目標です。そんなわけで、理論の勉強をしたり、コードの構成音の位置を即座に弾けるようになるための練習(や勉強など)もしています。

さしあたり、こういう練習。

先のリズム練習の本を書かれた石村順さんによるベース講座。

この人の演奏を聴くと、音と音の繋がりが何と滑らかなんだろうといつも思ってしまいます。

あと、楽曲に使われているコードに耳を傾けながら音楽を聴く、ということも最近始めました。こういう習慣がそのうちじわじわと効果が出てくるといいなぁ。

練習時間

今週の練習時間:3時間

累計:1,308時間20分

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