【ベース練習日記 4】 1,311時間10分〜
こんにちは。
今週から休符の練習を始めました。件のリズムトレーニング本だと第3章の内容に該当する練習ですね。
休符の練習
まずは弦を押さえている指を浮かせることで音を止めるトレーニングから始めることにしました。
この動画で紹介している練習です。
自分の演奏を録音してみると分かりますが、この練習は音を止めるタイミングだけじゃなくて音を出すタイミングの正確さも問われます。「ここ」というタイミングで音を出さないと、リズムがヨレるかハシる。そうなってはならないので音を出すべきタイミングを逃さないようにする…
これまで練習してきた「倍テンの感覚」(『ベーシストのためのリズム感向上メカニズム』第1章参照)が、特に休符で音を切っている時のリズムキープに役に立ちそうです。いや、自分の「倍テンの感覚」はまだまだだな…
倍テンの感覚を養うためにも、休符を演奏するためにも、この練習が役に立つと思います。フレーズがシンプルなだけに、リズムのキープや左手の動きに集中しやすいんです。
自分の録音を聴いても、音を正確なタイミングでピタっと止めた時(そのタイミングまで音を伸ばさないとならない-スタッカートをかけたり等の場合を除いて-)は何だか気持ちが良いです。
家に帰るまでが遠足という言葉がありますが、その言い方に倣えば「音を切るまでが音楽」なのかも知れません。
理論の勉強はじめました
また、今週から音楽理論の勉強を始めました。過去に何度も挫折(というか面倒になって気が付いたらやめていた)しているのですが、やっぱり理論を理解しないと色々不便が生じるんですね。ほんとうに。
なぜ理論を勉強するか?
「コード譜だけを見てベースラインを組み立てられるようになりたい」
からです。もちろんそれ以外にも色々ありますが、最大の理由はこれ。
ということは、1.コードの構成音を即座に押さえられることだけでなく、
2.今弾いているコードと次のコードとの関係を把握することも必要になります。
とはいえ、音楽理論の本を1ページから順番に読んでいく方法をとって挫折した過去があります。同じことを繰り返したらまた途中で理論の勉強をやめてしまうおそれがあります。
そこで考えたのが、既存の楽曲、それも好きな曲を題材にコード進行・音楽理論を勉強する、ということです。
まずは選んだ楽曲のキーや使われているコードを調べ、そのコード譜と照らし合わせながら音源を聴いて、a.ベースラインがどういった音から構成されているか、b.ドラムとベースのリズムの関係、c.コード進行の3点を分析する練習を始めてみました。
特にドラムとベースの関係についてはこの動画からインスピレーションを得ました。
まずはキーがCメジャーで、かつベースラインがさほど複雑でない曲が良かろう、と思って探してみたらありました。
スピッツの「空も飛べるはず」と「チェリー」の2曲です。
どちらもキーがCメジャーですが、ベースラインやリズムは全く異なります(そりゃそうかも知れないけれど)。この違いはどこから生まれるのか、またそれぞれの楽曲のコード進行に込められた意図、また上にも書いたように、ベースライン、ベースとドラムの関係などなど、2つの曲を色々な視点から分析します。
理論書を片手にあれこれ分析するのってめちゃくちゃ楽しいですね!
今週の練習
休符の練習とコード進行の分析を追加した以外は先週までの練習と同じです。
(2021年4月26日〜2021年5月2日)の練習時間合計:3時間30分
累計練習時間:1314時間40分
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?