【ベース練習日記 3】 1,308時間〜 脱「初心者」について考えたり

こんにちは。「初心者」ベーシストのゆたかです。今回は「初心者」と名乗ることについて少し考えてみたいと思います。

「初心者でない」とはどういうことだろう?

今週が始まった時点で最低でも1308時間20分はベースを練習しているわけですが、わたしはいまだに「自分は初心者である」という意識を持っています。

プロになりたいという願望は特段ありませんが、かといっていつまでも「初心者ベーシスト」として甘んじるのは嫌だなぁと思っています。それだからこそ毎日練習しているわけですが…

さて、それではいつから初心者は初心者でなくなるのか?自分一人で悶々と考えていても埒が明かないので先人の考えを参照しましょう。

そんな折、こんな動画を見つけました。ベーシストyoutuberの先駆者的存在のくぼあつしさんの動画です。

「初心者を脱するタイミング」という話題に切り替わるのは04:00辺り。

自身の経験を例示した上で、くぼさんは端的にこう言っています。

「無意識に動作が出来る状態」になると自分が初心者を脱したように感じる、と。

ふむ、無意識に動作が出来る状態か…ここで自分のベーシストとしての実力を引き合いに出して考えてみましょう。

わたしは「初心者」なのか?

ただ、自分が初心者ベーシストなのか中級者以上なのかを判定するには、「何を」無意識に出来るかも考えた方がいいと思うんですね。

動画内でくぼさんが例に挙げているような、ピッキングを無意識にやるとか、八分音符のルート弾きを4分の4拍子で1小節する際に何回弾くか、といったことは既にできます。とはいえ、それをもって「自分はもう初心者じゃない」と言い切れるかどうかというとちょっと自信を持てないからです。

では、何を無意識に出来れば「初心者でない」と言えるだろう?

もし何かを無意識に出来れば初心者から脱することが出来るのだとするならば、具体的にはこんなのが思い浮かびます。自称初心者の自分から見て、こういうのが出来れば文句なしで「初心者でない」と断言出来るな、というのはこの辺りでしょうか?

1.他のパートの音(個人練の時ならクリックとか音源とか)を聴きながら演奏出来ること

2.(特に手元を見ないで)左手のポジション移動を出来ること

3.余弦ミュートを出来ること

4.フレーズに応じて演奏しやすいポジションを判断すること

5.譜面上のコードを見ただけでそのコードの構成音を押さえられること

…といったところでしょうか?

思い付きで書いたものですが、我ながら悪くない基準だなぁと思います。

で、この点を仮の「初心者」基準だとして自己採点するならば、わたしは初心者から抜け出しつつあるところだと言えそうです。

さしあたり、いつものアルペジオ練習やリズム練を通じて上の課題をクリアしたいものです。もうちょっと練習を重ねれば脱初心者を達成していることでしょう。


ただ、あるレベルに達したら急に「脱初心者」と言うのはちょっと難しいんじゃないかな?という思いが書きながら強くなってきました。

練習を重ねていくにつれて、グラデーション的に初心者的な要素が薄くなっていって、気が付いたら初心者でなくなっている…という方が実態に近そうだと想像しています。

いずれにせよ、胸を張って「初心者」の肩書を取るのを目指して練習してみようかなと思います。

今週の練習(4月19日~25日)

・石村順 著『ベーシストのリズム感向上メカニズム』(リットーミュージック 2013年)

の第1章・第2章の練習

・アルペジオ練習

・フィジカル練習

今週の練習時間合計:2時間50分

練習時間の累計:1,311時間10分

来週には休符の練習にも着手してみようかな!

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