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感情の解像度を一段階あげると、脳のストレージ容量が60%空くおはなし

【感情の解像度を一段階あげると、脳のストレージ容量が60%空くおはなし】

はじめに

私たちが日常で感じる多くの感情は、しばしば複雑であり、その根源や意味をすぐには理解できないものが多いです。
ざわつく事や、モヤっとすることがあります。なぜかはいまいちわかりません。
ただ、もやっとします。
きっとなんとなく知らぬ間に、感情の「きっと大丈夫さ」が「いや、大丈夫じゃない」になってるときです。

なぜかは本人すら気づかないことあります。

しかし、このような感情の「ざわつき(霧)」を晴らすための方法が一つあります。
それは、”感情の解像度を一段階あげる”というアプローチです。具体的には何を意味するのでしょうか。

それは、自分自身の感情に対する認識を深め、
その感情が何から引き起こされているのか、
どのような影響を自分や他人に与えているのかを明確にする作業です。
エビアレルギーの方はエビを避けますが、自身が何が苦手かわからないと知らぬ間に、心に炎症を起こしてることがあります。

このプロセスを通じ、自分の内面に存在する多くの感情に対する新しい視点や理解を得ることができます。
このアプローチの重要性は、
感情の「解像度」を高めることで、
それが引き起こす様々な問題や課題に対する
”対処が容易になる”という点にあります。

例えば感情の解像度が低い状態では、
怒りや悲しみ、喜びなどの感情が
一つの大きな「かたまり(塊)」として認識されがちです。
しかし、その「かたまり(かたまり)」を細かく分解してみると、その中には多くの要素が組み合わさっていることがわかります。
感情の解像度を一段階上げることで、
その「かたまり(塊)」を構成する要素を明確にし、
それぞれに対する適切な対処法や解決策を見つけ出すことが可能になります。

雨が降るとわかってれば傘を用意しますね、すると突然に雨に、感情の波風が立つことはありませんね。

このような作業は、より健全で、快活な1日をデザインするための重要なステップとなるのです。
                      続く

     文 ※(タイトル未定)現在執筆中より一部抜粋
画 COLOR_SCHEMES7 HIKARI より

ざわつく感情の正体

多くの人が経験する「ざわつく」感情。

この感情は非常に一般的でありながら、その正体は多くの場合、曖昧で不明瞭です。
好きな場所で、好きな人たちと過ごしているはずなのに、何かが違うと感じる瞬間があります。
この感情は、人の脳が微妙に入り込んでくる異分子に対してアレルギー反応を起こしているとも言えます。

この「ざわつき」は、多くの場合、人々が自分自身に対して持っている期待や、他人からの期待に起因しています。
例えば、ある場所や人々に対して「ここは楽しいはず」「この人たちは私を受け入れてくれるはず」といった期待があると、その期待が裏切られたと感じた瞬間に「ざわつき」が生まれます。

このような感情の背後には、しばしば自分自身の不安や疑念、過去の経験などが影響しています。
例えば、以前にその場所や人々との間に何らかの問題があった場合、
その記憶が無意識のうちに「ざわつき」を引き起こす可能性があります。

また、この「ざわつき」を感じると、多くの人はそれを抑えようとしますが、
その反応を抑えることは容易ではありません。

なぜなら、この感情は多くの場合、無意識レベルで作用しているからです。
無意識のレベルで作用する感情に対処するには、その感情が何に起因しているのかを明確にする必要があります。
この「ざわつき」の感情に対処するためには、まずその正体を明らかにすることが重要です。
それが何に起因しているのか、どのような状況や要素がその感情を引き起こしているのかを理解することで、その感情に対する適切な対処法を見つけることができます。

感情の解像度を上げる方法

感情の解像度を上げるための最も効果的な手段は、自分自身の「苦手」を明確にすることです。このプロセスは、自己認識と自己成長に非常に重要なステップとなります。多くの人は、好きなことや得意なことについては自然と話しますが、”苦手なことについてはなかなか口に出せません。このような状況は、感情の解像度が低い状態”と言えます。
自己認識の重要性
自分が何を苦手としているのかを明確にすることは、自己認識を高める第一歩です。自己認識が高まると、自分自身の行動や感情に対する理解が深まり、それが自分や他人に与える影響をより正確に把握することができます。
「苦手」を明確にするためには、それを可視化することが有効です。具体的には、苦手なことをリストアップしたり、それに対する自分の感情や反応を日記に記録するなどの方法があります。このようにして、苦手なことを可視化することで、その問題に対する理解が深まり、解決策を見つけやすくなります。
*具体的項目をさいごに掲載


対処法と改善
苦手なことが明確になったら、次はそれに対する対処法を考えます。
例えば、人前で話すことが苦手な人は、少人数のグループで練習を始めるといった具体的なステップを踏むことが重要です。
また、苦手なことに対処する過程で、その他の感情や問題も明確になることが多いです。
継続的な自己成長
このプロセスは一度きりではありません。
人は常に成長し続ける生き物であり、新しい「苦手」が出てくる可能性もあります。
しかし、一度「感情の解像度を上げる」方法を身につければ、新しい問題や課題にも柔軟に対応することができます。

苦手を知ることの効果

「苦手」を知ることで得られる効果は多岐にわたりますが、その中でも最も顕著なのは、脳のストレージ容量が空くことです。
この現象は、心の中に溜まっていた無駄なストレスや疑念、不安が解消されることで生じます。
脳のストレージ容量とは
本記事では、人が持っている記憶や知識、スキルを保存する「領域」のことを指します。しかし、この領域は無限ではありません。
不必要な情報や感情、ストレスが溜まることで、新しい情報を吸収する能力が低下する可能性があります。

無意識の習慣の改善
多くの人が普段からストレスに対するカウンターとして行っている無意識の習慣があります。これには、過度な食事、運動不足、不健康な睡眠習慣などが含まれることが多いです。
苦手を知ることで、これらの無意識の習慣に気づき、改善することが可能になります。
新しい創造的な時間と感情
無意識の習慣が改善されると、その結果として新しい創造的な時間や新しい感情に出会うことができます。
例えば、過度な食事を控えることで得られる時間を、新しい趣味やスキルの習得に使うことができます。また、ストレスが減少することで、新しい感情や人間関係に対するオープンな姿勢が生まれる可能性があります。
明日が変わる可能性
これらの改善によって、明日が変わる可能性が高まります。新しいスキルや趣味によって、新しい人々との出会いやチャンスが増えることも考えられます。また、ストレスが減少することで、健康状態が向上し、それが仕事や人間関係にも良い影響を与える可能性があります。

自分を知るプロセス
苦手なことを知るプロセスは、自分自身と向き合う大切な時間です。以下の質問に答えることで、自分の価値観に気づくことができます。

具体的項目

  • 苦手なコトをかきだす

  • 苦手なモノをかきだす

  • 苦手なヒトをかきだす

  • 苦手な映画や作品をかきだす

  • 苦手な場所をかきだす

  • 苦手なシチュエーションをかきだす

これらの質問に答えることで、自分の価値観と向き合い、
新しい自分に出会うことができます。

まとめ
感情の解像度を一段階上げることは、単に心の中の「ざわつき」を解消するだけでなく、人生全体に対する新しい視点を提供してくれます。
このプロセスは、自分自身を深く知る貴重な機会となり、その結果として脳のストレージ容量が空く可能性が高まります。
この全てのプロセスは、明日をより良くするための重要なステップです。
自己認識が高まり、脳のストレージ容量が空くことで、新しい挑戦に対する恐れや不安が減少します。これにより、明日に向けて積極的な行動が取りやすくなり、人生全体の質が向上する可能性が高まります。

あなたに合った傘が見つかりますように。

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