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ものレボ株式会社の資本政策の考え方part2

当社の資本政策の考え方は、市場との対話および事業や経営陣の成長を通じて随時アップデートされます。

当社の理念は”産業革命と呼ばれることをする”ことを目的と定めています。

その第一段として”未来のサプライチェーンをつくる”ことをミッションとし、巨大な製造業を相手に長期的なチャレンジを仕掛けています。

そんな当社にとっての資本政策は長期的なチャレンジを成功させるための長期的に渡る重要な手段の一つです。

ものレボの資本政策の考え方

前代未聞の長期的なチャレンジには大きな壁がたくさん立ちはだかるでしょう。これらの壁をブレークスルーするためには創業メンバーだけでなく当社のステークホルダー(顧客・従業員・協力会社・役員・株主・金融機関など)のみなさんから知恵と行動を集める必要があります。

経験上、人が課題に対して知恵と行動を最大限発揮するためには、その人が自身の職務やミッションに対してオーナーシップを持っている必要があると考えています。

オーナーシップとは、個人が与えられた職務やミッションに対して主体性を持ち、取り組む姿勢やマインドのことをいう。

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そして長期的なチャレンジを実現するには時間の経過と共に、より多くのステークホルダーへとオーナーシップを広がっていくことが重要です。

なので当社の資本政策の考え方は、長期的に当社事業に対してオーナーシップを持っていただける方に株主として参画いただき、そのオーナーシップの輪を広げていくことを目的としています。

株主の役割

当社の株主には当社の株式を取得・保有するという行為をきっかけに当社事業に対するオーナーシップをもっていただくことを期待しています。

株主は長期的には入れ替わっていきますが、株主が入れ替わる際も我々にとってオーナーシップの輪が広がるような形で実現できるように努めます。

投資家との関係

投資家の方には株式取得を通した必要資金の供給だけでなく、我々のブレークスルーのためにオーナーシップをもって我々と一緒に建設的な対話や助言を行ってもらうことを期待しています。

その結果、当社事業の成長を通じて投資家が莫大なリターンと経験値を得ることが当社との間に最高のwin-winな関係であると考えています。

ストックオプションの扱い

ストックオプション(SO)とは新株予約権のことでスタートアップではしばしば発行されるものです。これは発行時に認められた株価でストックオプションの権利発生日以降の株式を購入することができる権利です。通常は時価に対して安い金額で株式を取得することができるため金銭的なインセンティブとして与えられることが多いです。

当社は長期的なミッションを達成するために当社で働くメンバー全員がオーナーシップをもって取組むことで、事業の成長と自身の成長の両方を実現してもらえることを期待しています。そしてメンバーの中から次世代リーダーが育つことを期待しています。

なので当社のストックオプションはメンバーがオーナーシップを持って実現したことに対する対価だけでなく、更なるオーナーシップを持ってより高い目標を実現するための手段として発行されます。

まとめ

当社は、当社のステークホルダー全員が長期的なミッションに対し各自が各立場でオーナーシップをもって一丸となることを目指しています。そして、時間の経過と共にオーナーシップの輪がどんどん広がっていくことを目指しています。なので当社の資本政策の考え方も株主や潜在株主のオーナーシップの輪を広げることを目的としています。

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