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Rawで撮っとけばなんとかなる


いざというときのために

カメラが対応しているなら……のお話ですが、ボクは必ず「RAW+JPEG(またはRAW+HEIF)」で記録するよう設定しています。

普段は「Jpeg/Heifで撮って出し」か、Photoshopでちょこっと修正して使うことが多いので……。

大抵の場合使わないんですよ。Rawは。

例えば、撮影時の条件が悪かったり設定ミスってることに後で気付いたとき、Jpeg/Heifではカバーしきれないこともあるんですよね。

でも……Rawで撮っていれば……。

ホワイトバランスや露出の調整とかであれば、何とかなることが結構あるんです!さすがに限界はありますけども……。

なので、保険的な意味も込めて、「RAW+JPEG(またはRAW+HEIF)」で記録するよう設定しているわけです。

例えばこんな写真

ボクがRaw現像を使うときといえば、暗所や明るさに極端な差があるところで撮った時が多いですね。

「明るさに極端な差があるところ」の例として、イルミネーションやシャレオツでムーディーな飲食店(基本暗めなんだけど壁灯が所々にある)とかが挙げられるかな?

我が子と遊園地に行ったときまさにそんな写真を撮ったので、サンプルとしてゴニョゴニョしてみましょう。

編集前

まずはJpeg撮って出しの例。


ISO:8000, F:2.8, シャタースピード:1/100,  焦点距離:24mm(α7c II + FE 24-70mm F2.8 GM II)

まあ、悪くはないカモですが、

  • 被写体の我が子がちょっと暗い

  • 全般的に白っぽい(霞んでる?)

  • ちょっとノイジー

ってあたりが気になるお年頃。

編集後

このあたりをLightroom Classicに読み込んでRaw現像してみたのがこちら。

Raw現像後

露光量やホワイトバランスあたりを調整して、「かすみの除去」や「ノイズ除去」をかけてみました。

被写体のディテールがクリアになって、色味も見た目に近くなってるかなと思います。車体の赤い塗装やそれに反射する光、手すりの質感なんかもクッキリできたかなーと。

プライバシー的なアレで後ろ姿の写真を使ってるのもあり、あんまりハッキリとした違いはでてないかもですが……。

備えあれば憂いなし

この記事で紹介しているサンプルはちょっとアレですけど……。

「白飛び/黒つぶれ」や「ホワイトバランス」あたりの問題なら割とパワフルに補正できるので、Rawを残しとく(&Raw現像ソフトの使い方をマスターしておく)のがオススメです。

実際ボクも、仕事で撮影した時に「構図とかはいいんだけど……」な写真を救えたことが何度もあるので……。

失敗できない/したくない系の写真を撮る機会が多い人は、Raw残しましょう!


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