いまだに「留学したら英語が話せるようになる」と幻想を抱いている人たちへ

※この記事は5分ほどで読めます。

今回はこれから

「英語を話せるようになりたい。」
「英語を習得したい。」

と考え、そのために是非とも留学したいと考えている人たちへ

「留学」=「英語力」が伸びるという方程式は存在しないということについて記事を書いていきたいと思います。


「留学」= 「英語ペラペラ」ではない

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上の方程式が成り立たない理由について具体的に説明するためにまずは

「英語ペラペラ」になる理由について話します。

1、英語のインプットをする。(方法は自由;単語帳、映画、音楽、ネイティブの友達と話す、英会話へ通う。)
2、アウトプットの前に自分で練習をする。(実際に友達と話すときやプレゼンで発表する前に自分で発音などに気をつけて練習してみる。)
※発音なんて、と考えている人へ → こちら 
3、アウトプット
4、フィードバック(セルフフィードバック、他人からのフィードバックでも良い。)
5、また1へ

これの「鬼繰り返し」により英語は上達していきます。

たったこれだけ。重要なことは場所は関係ないということ。日本にいても、海外にいてもの「英語ペラペラ」になるためのルーティーンは実践できます。


よくある「留学」での失敗。

長年の夢が叶い、遂に留学することができたのに、帰ってきてからそれほど「英語力」が伸びていなかった。 そんな人、少なくはないですよね??

そんな彼らの失敗の原因についてまとめます。

1、基本的に日本人同士の団体行動

→ 同じ留学エージェントを使って留学に来た日本人が、まとめられて団体行動をさせられるパターンがよくあります。
→結果として、日本語を多く使ってしまう。(インプットがゼロ=アウトプットがゼロ=ルーティーンの崩壊

2、プログラムのほとんどが講義形式の授業に参加させられるだけ。

→ 留学先の学校では、「週〇〇時間の授業確保」のように謳われていますが、実態としては現地の学生、もしくは日本人がまとめられて講義形式の授業に放り込まれるだけ。少人数授業と違い、滅多に発言のチャンスが回ってくることもなく聞き一方の授業になってしまいます。これではインプットはできても、上手くアウトプットすることができず、、、
「リスニング力だけやたらと向上して帰ってきた人」になってしまいます。

3、インスタ留学

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→ 高いお金を払ったはずの留学、しかし蓋を開けてみると毎週、毎晩パーティー三昧。そして常に「インスタ映え」のする写真ばかりをとってしまっている。何も知らない周りの人からすると、それはそれは華やかな生活に見えて羨望の眼差しを受けること間違いなしですが、実際に帰ってきてみると、、、なんてパターンも多くあります。


「留学」=「英語を学びに行く」ではない。「英語で学び行くもの」

現状として、「語学留学」と「留学」を一緒にして考えてしまっている人が多いということ。(詳しくはこちらをご覧ください。

「語学留学」というのはその名の通り、現地の語学(メジャーなものでいえば英語)を学びに行くこと。


留学」は、「言語以外」に自分の興味あること、好きなことを海外に学びに行くとこを指します。

英語が話せることは前提で、さらに何か他のことを学びに行くこと、これが本当の意味での留学ではないでしょうか?

もちろん、「英語を完璧にするまで外国に留学に行ってはいけない。」ということではありません。「語学というのはいくら勉強しても完璧にはなれない。」もの。

留学に行ってから新たに「英語」に関して発見があったり、自分の「英語力」が伸びることもあるでしょう。

しかし、世界にはすでに3、4ヶ国語話せる状態で、アメリカ・イギリス(もちろんアジア・アフリカ地域も)に留学してくる人がたくさんいます。その中で、


「あなたは何を勉強しにきたの?」

と聞かれた時に


「英語を勉強しにきました。」

と答えてしまうか


「私はここに自分の好きな○○を勉強しにきました。」

と言えるかどうかですね。


留学なしでペラペラになる方法!

ここからは、日本にいながらも英語がペラペラになり、そして「留学」へ繋げられるような方法をご紹介します。

1、英語のインプットをする。
2、アウトプットの前に自分で練習をする。
3、アウトプット
4、フィードバック
5、また1へ

1、英語のインプットをする。
→ なるべく質の高いインプットが望ましい! (洋画を字幕で見る。Youtubeで海外ニュースを見る。英字新聞を読む。留学生と話す。) 日本はEFLの国で英語に触れる機会が少ないので
少しでも「生きた」、「質の高い」インプットを手に入れましょう。

2、アウトプットの前に自分で練習する。
→ スマートフォンを使いましょう。自分が話している「動画」また「音声メモ」を録画し、繰り返し聞いてなんども練習しましょう。(練習の仕方はこちら

3、アウトプット
→ 実際に留学生の友人(一緒に英語を勉強している仲間でもOK!)に覚えたことを使って見ましょう。また英語関係の授業・講義を受けている方は積極的に発言していく中で覚えたフレーズを使って行きましょう。

4、すぐさまフィードバック
→実際にアウトプットしてみての感想・反省を直ちに自分の中でしてメモなどに残して起きましょう!(授業などで発言してみると、教師や周りの人たちからの反応からもフィードバックが得られるのでオススメ)


この1から4の繰り返しです。

2、アウトプットの前に自分で練習する 

4、フィードバック

が苦手な人は英会話スクールやオンライン英会話を試してみるものオススメです!
※しかし重要なのは、インプット = 「自己学習」の時間の確保

上のサイクルが確率してくると、「英語を勉強する」だけでなく「英語で勉強したいこと」も見えてくるかもしれませんね。


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