僕の大好きなメイドのさやかさん DAY7 Part1🔞

 僕がゆきにたっぷりと抜き取られてから一週間がたった頃、ゆきの機嫌が上機嫌になった反面、家に帰ってからはせわしなく動く母が目についた。というのも、最近家にさやかさんがいないことが多くなっていた。この時期各地で行われるイベント事で、清掃業の需要が増えるらしい。そのため、どうしても家を空けなければならなくなることが多く、母親がせっせと家の家事をこなしていた。

「ゆうと!あんたもさっさと二階に上がって宿題でもしてきたら!」

 気がたっている母は、僕にそう促すと一人また家事を始めた。

(これ以上ここにいるとまずいかもな)

 僕は母親のいらだちを抑えるため、ちゃんと従って二階で宿題をすることにした。

 二階に上がってしばらくした後、突然いつもきいている音がして、僕の耳がぴくっと反応した。

 ガタガタッ!ガラガラガラッ!

 いつもの音に僕は反射的に起き上がって階段下を覗きに行くと、廊下で掃除機掛けの準備をしている母の姿があった。日常的に母とさやかさんは三対七くらいの割合で家事をこなしているが、こと掃除機掛けに関してはもっぱらさやかさんの仕事ということになっていた。まあ、さやかさんが掃除機好きなことを考えれば当然のことではあるものの、母が掃除機を動かすのは実に半年ぶりくらいの感覚だった。
 そうこうしているうちに母は掃除機をかけるため、廊下にあるコンセントにプラグを差し込むと、延長ノズルを伸ばして早速掃除機掛けを開始した。

 キュイイイーーーンといつもの音が家に響く中、母は慣れない手つきで掃除機掛けをしていく。いつもはメイド服を着たさやかさんがやっている掃除機掛けが、母の手によって行われているという新たな感覚が僕の心を支配したが、いつもより心臓がバクバクすることはない。

(昨日ゆきにあんなにたっぷり抜かれたし、正直そこまで興奮しないな。大丈夫そうだ。)

 僕はそう思い、安心しながら宿題に打ち込んでいた。


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