今シーズンを振り返って~黒星が先行する4月と復調して中断を迎えた5月。

黒星の先行

4月の最初の試合は、9日の川崎フロンターレと対戦。
川崎フロンターレは2021の優勝チーム。
結果は1-0で敗戦。
続く京都サンガF.C.とのホームゲーム。
前半13分にサンガの荻原に先制点を奪われ厳しい展開に。
後半は、早い時間にサンガのピーター・ウタカに追加点を許し0-2で敗戦。
今シーズン初の複数失点での敗戦。
続くサガン鳥栖戦は1-4での敗戦。
シーズン初の大敗を喫した。
3連敗を喫してしまう。

連敗を止めたのは、ユース出身で大学経由でレイソルに復帰したストライカー

3連敗で迎えたアウェイ広島戦。

柏のフォーメーション


 柏のスタメンとフォーメーション

 先制したのはサンフレッチェ、13分にセットプレーからジュニオール・サントスに決められてしまう。
後半にネルシーニョ監督は交代カードを2枚切る。
中村慶太に代わって小屋松知哉
アンジェロッティに代わって森海渡
これで流れが変わる。
試合が動いたのは後半70分(25分)に森海渡が同点ゴールを決める。
アシストしたのは森のユースの後輩細谷真大。
さらに試合終盤の87分(42分)に小屋松がパスを回す広島の選手に寄せてパスミスを誘発。
そのボールが流れて森海渡が追う、走り込み右足を一閃。
ニアをぶち抜いてゴールネット揺らし、逆転に成功する。
そして2-1で勝利。
 連敗を3で止めた。
次のホームの浦和レッズ戦はスコアレスドロー。
30周年記念試合のガンバ大阪戦は、0-1で負け。
続くFC東京戦はスコアレスドロー

 復調した5月と6月


ミッドウィークに行われたアウェイでのコンサドーレ札幌戦では攻撃陣が爆発。

前半の序盤に札幌の福森が小屋松に対するファールで一発退場。
これがこの試合のターニングポイントになった。
 試合が動いたのは5分後、高橋祐治の強烈なシュートが決まり先制に成功する!
前半26分に細谷が決めて2-0
2点リードで前半を折り返す。
後半の立ち上がりの9分にマテウス・サヴィオが決めて3-0
 続く13分に小屋松も決めて4-0。
シーズン初の4得点。
後半、16分に小屋松に代えて森海渡が、椎橋に代えて大谷が登場!
22分にドッジのスルーパスに反応した森海渡が札幌の西大伍に倒されPKを獲得。
 24分に自分が得たPKを森海渡が決めてリードを5点差に広げる。
その2分後にも森海渡決めて6-0
レイソルの勝利は確実に。
後半29分に札幌の青木にミドルシュートを決められ6-1。
完封は逃しますが文句無しの快勝です❗️

続くホームの清水エスパルス戦。
30周年記念ユニフォーム着用最後の試合。
この日の柏は、ピッチを広く使い清水を圧倒し。
清水の守備陣に揺さぶりをかけゲームを支配する。
前半13分に戸嶋のパスを受けたマテウス・サヴィオがターン、対峙したDFをかわしシュートコースを作り左足でシュート。
見事に決まり先制する。
これには日本代表GK権田もなす術なし。
39分に相手のパスミスに古賀太陽が反応、ダイレクトで縦パス、細谷が受け、ドリブルで突破ペナルティエリア左から左足でシュートを放つこれが見事に決まり2-0
良い形で前半を折り返す。
後半清水は、カードを切る
 西澤健太に代わり松岡大起
 中山克広に代わりベンジャミン・コロリ
一方の柏は交代なし。
 後半13分にセットプレーの流れから細谷が落とし大南がシュートを放つこれが決まり3-0
VARチェックの間に清水は交代カードを切り、使いきる。
チアゴ・サンタナに代えてオセフン
岸本に代えて片山。

後半19分に清水の片山に1点を返されますが3-1で勝利。

 前半戦最後のヴィッセル神戸戦。
ヴィッセルには、元バルセロナのスター選手アンドレス・イニエスタが在籍。
雨にも関わらずスタジアム12000人の大入り
柏のスタメンはワールドユースの遠征で細谷と佐々木は欠場
代わりにGKカップ戦で出番を掴んでた松本健太が選抜。リーグ戦初出場を達成。
FWは細谷に代わり森海渡が入る

柏のフォーメーション、細谷、佐々木が不在

一方のヴィッセル神戸は、3バックを採用。
イニエスタは2トップの一角に入る。

ヴィッセル神戸のフォーメーション

ヴィッセルは守備時に5バックで構えミラーゲームを展開。
先制したのはヴィッセル、イニエスタのスルーパスに酒井高徳が裏に抜け出す酒井はレイソルのディフェンスを引き付けペナルティエリアに走り込んだ橋本拳人に決められてしまう。
しかし、38分小屋松が後方にパスを落とす椎橋が反応しペナルティエリア手前からシュートを放つこれが見事に決まり同点に追い付く!

勝ち越し点は、すぐに訪れる
戸嶋がヴィッセルの菊池流帆にファールを受ける。
FKを獲得。
 しかし、佐藤主審はVARチェックを行う。
オンフィールドレビューの結果、判定はPKに。
菊池流帆にはイエローカードが提示される。
キッカーはマテウス・サヴィオ
これを確実に決め逆転に成功する。

後半神戸は菊池に代えて汰木を入れてシステムを4バックに変更。
 柏は変更なし
後半18分森海渡に代えて武藤雄樹。
大南琢磨に代えて川口尚紀を投入。
後半20分にCKにて三丸がクロス、神戸の小林がクリアこぼれ球に武藤が胸で収めペナルティエリア左からシュート、これがポストに当たりゴール、3-1で神戸を突き放す!
試合はレイソルが3-1で勝利し、前半戦を勝利した。3連勝を達成した。
前半戦の成績は9勝3分5敗。
得点25
失点15
得失点差+10
順位は4位で折り返した。
シーズン前の予想を大きく上回る成績だった。

前半戦を振り返りまして、優勝争いの順位にいることなんて予想すらしてませんでした。

次回は厳しい船出となった後半戦を振り返りたいと思います。

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