スマホに奪われてるもの
なんと今日で3日目である。最近考えたことを書こうと思う。
皆さんはスマホやテレビに1日のうち何時間使うだろうか?
私は暇さえあればスマホを触る習慣があったが、いろいろな本を読む中でアレこれマズくないかと思うようになり、最近は朝と夜にメールとLINEを確認するだけの生活をしている。
私は、ひねくれているから、ただダメと言われるても、なぜダメかという理由に納得できなければ基本的にやめようとは思わない。じゃあ、なぜやめたのか。
1つ目の理由は、衝動的(ちょっとしたことに心が反応する)になっていると自覚したからだ。
これは、2冊の本で書かれていたことに関連する。心の安定を求めるという内容の本には、「スマホに対する心の反応はテキトーなもので、つい反応してしまうのに慣れてしまう。」と書いてあり、日本人は思考停止しているのではないかと主張する本には、「スマホにより衝動的になる(考えずに反応してしまう)」と書いてあった。立場は違えど、似たような考えを持っている。正確には、スマホではなく”情報”が悪の元凶だと私は思う。
前者は、YouTubeやSNSなどで流れてくる情報に感情的になってしまったり、依存的に追い求めてしまったりして、心がある意味雑に反応するようになることがマズいということを主張していて、後者は、ある情報について当事者にとって是か非かを考えず(思考停止となって)、一方的に正しいと主張すること(良かれと思って主張すること)で当事者たちの貴重な経験を奪っていることに警告している。
そして振り返った時、自分自身ちょっとしたことに怒りや不安などを感じ、嫌な気分になっていることに気づいた。
2つ目の理由は自分と向き合う時間が減っていると感じたからだ。
スマホに流れてくる情報はほとんど、人の興味を惹くよう工夫がなされている。最近では経済不安から、投資や起業、副業に関する情報で溢れていると感じる。だが、冷静に考えると自分たちは踊らされて、自分と向き合う時間が減っているのではないかと思ったのだ。自分にとって必要かわからない情報の波にのまれてしまう。だからこそスマホなど際限なく情報が流れてくるものを一旦やめて、自分と向き合う必要があると思った。自分と向き合わないとどうなるか、自分のことがわからなくなる。どういうものを求めているのか、心の声が聞こえにくくなる。また、別の本にあったが、”情報断食”することで空になった頭に自分にとって必要な情報が勝手に入ってくると主張しているものもあった。情報が勝敗を分ける現代において、あえて情報を得ないのは反動的だと思うがやってみる価値はあると思った。自分の心の”快”と”不快”を理解する、観察する。自問自答する。
色々書いたが、まだ始めたばかりなので効果は実感できてない。しかし、個人的に納得できたので、我慢しているわけではなく、スマホやテレビなどを見る気がなくなっているのだ。もし、目に見える変化があったら報告したい。