想いを持って、ユーザーに向き合い続けました。
この記事はMakuake Development Team Advent Calendar 2019 13日目の記事です。
こんにちは、MakuakeでiOSアプリを担当している高橋優です。
今回は普段向き合っている売上やプロダクト改善とは別で、ユーザーに向き合い続けてAppstoreの評価を改善した話を書こうと思います。
現状を正しく把握する。
まずは現状を正しく把握することが大事だと思い、評価2.9のレビューに全て目を通しました。
内容を読んでみると、応援購入したプロジェクトの問い合わせやエラーに関する内容が多いことがわかったので、全てに返信して、正しい問い合わせフォームを伝えました。
レビューそもそも少ない。増やそう。
評価をあげるためには高い評価のレビューを増やすか、今のレビューの評価を更新してあげてもらうかのどちらかだと思います。
ということで、SKStoreReviewController導入しました。
https://developer.apple.com/documentation/storekit/skstorereviewcontroller/requesting_app_store_reviews
公式から拝借。
評価とレビューを求める
ユーザーがAppを使用している間の適切な時点で、Appの評価とレビューを求めることができます。アクション、レベル、タスクの完了時など、ユーザーがAppを使用して最も満足しており、かつ実行中のアクティビティを妨害しないタイミングにリクエストを設定できます。SKStoreReviewController API(英語)を使用すれば、ユーザーにApp StoreまたはMac App Storeでフィードバックを簡単に提供してもらうことができます。評価を求める画面は、1年間(365日)に3回まで表示できます。ユーザーは、標準化されたプロンプト上で評価を送信できます。また、Appから離れることなくレビューを書いて送信することができます。App内やApp Storeのプロダクトページの見つけやすい場所にサポート連絡先を掲載して、ユーザーに問題が発生した際にデベロッパに直接連絡できる方法を提供するようにしてください。こうすることで、ネガティブな体験をデベロッパが解決し、好意的でないレビューを未然に防ぐことができます。
https://developer.apple.com/jp/app-store/ratings-and-reviews/
表示するタイミングが大事
前述にもあるように、ユーザーにレビューを表示するとレビューの数は増えます。ですが、少しでも良い評価をもらえるようにタイミングにはこだわらないと、邪魔な体験になってしまう可能性もあります。
基本方針は「ポジティブな体験の後に表示する」ということだけ決めて、案を複数出しました。
最終的には、応援購入完了後に決済画面を閉じたタイミングでだす。を一旦やってみようとなりました。
結果、レビューは約1ヶ月で1,000件を超え、2.9から4.5まで改善しました👏👏嬉しい〜
レビューめっちゃ大事。ユーザーにとことん向き合う。
今回、評価をあげるために色々やってみましたが、小手先のテクニックはたくさんあると思います。(SNSキャンペーンとかインセンティブ付与してレビューしてもらうとか。)
やってよかったと思ったことは、アプリのユーザーのリアルな声に向き合って頭も時間も使い、成果に繋がったことでした。
ユーザーの意見に耳を傾け、良いプロダクト、良いプロジェクトをユーザーに合わせて届け続ければきっとファンも少しずつ増えてくると信じてます。
返信も大事です。
Responding to Reviews
https://developer.apple.com/videos/play/insights/111/
ぜひインストール お願いします🙏
がんばるぞい💪