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人を虜にするニュージーランドの魅力 その1:人

私が大好きでやまない、ニュージーランドの魅力について紹介します。私自身、ニュージーランドでのこれまでの生活や、またいつか行くその日のことを考えると幸福感に包まれます。ニュージーランド に興味がある人や行ったことある人に、ニュージーランドの良さを再認識してもらえたら幸いです。

はじめに

まずニュージーランドに詳しくない人のために、概要を説明します。地理的にニュージーランドは、オーストラリアの右斜め下にあります。日本とは時差3時間(サマータイム時は4時間)とさほど変わらないのですが、成田空港からニュージーランドのオークランド空港まで、直行便でも約11時間かかります。意外と遠いのです。ニュージーランドといえば、羊とキウイフルーツのイメージがあると思います。また2019年のラグビーワールドカップによって、世界最強のオールブラックスやハカも有名になりました。最近では新型コロナに対する大胆な政策と、40歳と若く、決断力がある女性首相アーダーンさんも日本のニュースに取り上げられ、知っている人も多いかと思います。

私のニュージーランド歴

私はワーキングホリデー をきっかけに、ニュージーランドに1年半滞在していました。最初の1ヶ月は、ニュージーランドの北島1番の大都市、オークランドの語学学校に通いながら、ホームステイをしていました。2ヶ月目から最後までは、私の理想郷クイーンズタウンに滞在しました。再度1ヶ月間、語学学校に通いながら、ホームステイをしていました。その後は、現地のお土産屋にて販売員として働き、シェアハウスで暮らしていました。最後にクイーンズタウンからオークランドまで、レンタカーで縦断したのは、いい思い出です。どこも素晴らしく美しく、また絶対やろうと思っています。話出したら止まらないため、早速ニュージーランドの魅力について紹介します。たくさんいいところがあるため、何回かに分けて紹介したいと思います。今回は人です。

人の素晴らしさ

なんと言っても人が魅力です。私がニュージーランドを渡航先に決めた大きな理由の一つです。今回は人が素晴らしいと思ったエピソードを紹介します。

エピソード1

まず私がクイーンズタウンに住んでいた頃、スーパーに買い出しに行きました。クイーンズタウンは自然が綺麗な街ですが、田舎のため車での移動が一般的です。ですがその当時、車を持っていなかったため、バスでスーパーで行きました。たくさん買い物をして、両手一杯に荷物を抱えながら、スーパーから少し距離のあるバス停へ向かう途中、一台の車が止まりました。「どこにいくの?乗っていく?」そう車内から話しかけられました。そのドライバーは、現地に住む中国の人で、私と逆方面へ帰る途中でしたが、乗せてくれ、わざわざ家の近くまで送ってくれました。なんて親切な人なんだと、人生で1番、感動した経験です。

エピソード2

私は観光地クイーンズタウンのお土産屋にて勤務していました。日本からの旅行者は、ディナー前後に来店するため、お昼から夜の23時までが基本的なシフトでした。基本的には同じ方面に住んでいる優しい同僚が送ってくれましたが、いない場合は、バスを待ちます。ですがその時間帯は30分に1本の運行のため、30分程度待つことになります。バス停で待ちぼうけていると、時々車が止まってくれます。「どこまで行くの?乗っていく?」と親切な人がとても多いのです。

エピソード3

エピソード1・2はクイーンズタウンでの話でしたが、これは都市のオークランドでも、どこでも関係なく行われています。バスでのマナーです。みんな必ずバスを下車する時、大きな声で「Thank you!」と言って出ていきます。多様な人種が住んでいますが、人種も大人子供も関係なく、大きな声で、感謝して、下車します。最初は戸惑いましたが、とてもいい文化だと思います。大きな声で「Thank you!」と言うと、運転手だけでなく、言った本人もなんかいい気分がします。素晴らしい文化です。

エピソード4

1ヶ月ずつ、2組のホストファミリーにお世話になりました。タイプは真逆でしたが、2組とも素敵なファミリーで、私に対してもとてもよくしてくれました。オークランドでは、毎週旅行やソフトボール、外食やBBQに連れ出してくれました。3日に1回は家のガレージで、近所の人を呼んでパーティーしていたので、私にもたくさんお酒を振る舞ってくれました。クイーンズタウン では、ホストマザーの職場が、私の通っていた語学学校から近かったことから毎日、車で送ってくれました。途中から仕事が始まったため、帰宅が遅くなってしまいましたが、冷蔵庫に夕食をとっていてくれて、最後には小旅行に連れて行ってくれました。ホストファミリーには感謝の気持ちでいっぱいです。

まとめ

今回は、エピソードを中心にニュージーランドの人の素晴らしさについて紹介しました。優しくて、フレンドリーな人が多い国だと思います。これはこの国独特の雰囲気も関係していると思います。もちろん仕事も一生懸命頑張りますが、あくまで仕事は人生の一部として、人生自体を楽しんでいる人が多く、またそのような雰囲気を、容認する社会があると思います。そのような社会が、個人個人の気持ちの余裕を生み、人への優しさにも繋がっていると思います。アーダーン首相の経済より人命優先のコロナ対策も、そのような社会から来ているのではないでしょうか?給付金を出しすぎて、今後の経済情勢は心配ですが、人命を最優先することは間違いではないと思います。素敵なニュージーランドの良さが少しでも伝わったら、幸いです。



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