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シオミユタカの自分語り

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自分の人生という名の演劇において、自分は主役になれているか

自分の人生という名の演劇において、自分は主役になれているか

All the world's a stage,
And all the men and women merely players.

シェイクスピアはそう言いました。

そして僕は、表題のようなことを、時々考えます。
また、どんな芝居の主役なんだろうか、と。

平凡な日常を描く随筆のような物語なのか、
波乱に満ちた大スペクタクルなのか、
はたして喜劇なのか、はたまた悲劇なのか。

決まりごとはと

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人にやさしく

人にやさしく

人間、「自分だけは絶対にこの過ちを犯すまい」と思ったことにかぎって、ついやってしまったり。

みなさまこんばんは。僕です。

今日は、僕の中でそのなかのひとつ、「携帯を置き忘れる」をやってしまいました。ラーメン屋に。

幸いにして優しい店員さんが、ラーメンの中でひとり溺れている僕の携帯を救出し保管してくださっていたので、事なきを得ました。溺れてたのは嘘だけど。
新しいiPhoneは耐水性があるらし

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名文を生み出すということ

名文を生み出すということ

ひとつの名文を生み出す行為は、彫刻に似て、さあ書こうと思いついた瞬間から心の中に生まれ移りゆくよしなしごとのなかから、あらゆる余談や余計な表現、レトリック、装飾(虚飾ともいう)を削り取り削ぎ落とし、ノミを入れ、鉋を掛けて整えた末に、はじめて生まれる可能性のあるものであって、その境地に至るまでには長年に渡る苦行、研鑽、切磋琢磨、学びと模倣、守破離等々さまざまな経験を経る必要があるであると個人的に思い

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僕が今更noteを始める理由

僕が今更noteを始める理由

シオミユタカと申します。夏の訪れとともに、いまさらですが、note、はじめました。

思えばこの世に生を受けて35年余、一般的には多感といわれる思春期以降20年ほど、インターネットはずっと身近にありました。
高校の授業でホームページを作り(何故か違法ドラッグとその拡散防止というドープなテーマだった)、時流に乗ってWeb日記を始め、大学では部活や自分のホームページを作り、ブログを始め、インターネット

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第3話の悲劇

第3話の悲劇

物語、特にアニメなどの第3話は、ひとつのキーポイントだとよく言われます。
ひととおりの人物、舞台の紹介が序盤で終わり、今後の展開のキーとなるストーリーが展開されるのが、第3話。
悲劇的な展開も多いことから、俗に「第3話の悲劇」などと語られます。

ちょうど、noteでの投稿も第3回目。
普段その話はしないのですが、まあここらで、僕の人生においておそらく切り離すことのできない、病気の話でもしましょう

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文無しの散財は自傷に似ている、のかも。

文無しの散財は自傷に似ている、のかも。

いろんなものを売ったり買ったりしています。どうも僕です。

どうにも、買い物をしてしまう癖があります。とくにお金のない時ほど。
我慢できるときもあるし、そんな概念など初めからこの世に存在しないかのように、気がつけば買っているというときもあります。

つい買い物をしてしまうタイミングというのはなんとなくわかっていて、

それなりに必要なもので (人生において必要なものではない)、手に入れるには買う以

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