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Winona State University時代後半 (2006)

最初のセメスターで得た自信と教訓と共に始まった新しいセメスター。
新たな挑戦が待っていました。

挑戦と無謀

挑戦と無謀がごっちゃにならないようにしないといけません。

セメスターが始まって1週間後に、こう記しています。
その理由は「Reading Clinically, Writing Well」がテーマのENG111という英語のクラスでした。リーディングの課題が毎回50ページ近くあり、毎回のクラスは課題に関する小テストで始まり、それから内容の解釈を話し合うものでした。そしてクラスの頻度は、月水金と一日置きでの週3回。当時の僕の英文を読む力では、理解しようと丁寧に読んだら間に合わない、かといえ速読すれば内容が理解しきれませんでした。
このクラスを乗り越えたら大きな力になる事は明白でしたが、それは挑戦なのか、身の程をわきまえない無謀なのか。大学院進学の為には全てのクラスで好成績を納める必要があったので、熟考する必要がありました。クラス初日の後に次々と履修を取り辞めていく他の留学生達を横目に悩みました。

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原点である高校時代、留学を決意した日本での大学時代、アメリカ生活のそれぞれのステージを振り返った、計12のノート(計10万字強)を読むことができます。 全てのステージにおいて「心構え」「苦労したこと」「学んだこと」が共通項として記されています。

What's upの意味が分かずにスタートしたアメリカ生活。そこから英語を習得し、大学院で学び、NYの裁判所で国際結婚し、PhDを修め、N…

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