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【プロもアマも関係ないね隣人を愛せよ】

おはようございます!
なんじゃそのタイトル。
昨夜は、下北沢にあるmusic bar rpmにて
ギタリストの下田雄人さんと僕の主催による
ジャムセッション、通称T-Sessionの日でした。

コンセプトとしては、セッションの場を
切り盛りするのは僕らミュージシャンだけど
参加してもらうのはアマチュアだろうがプロだろうが
お構いなしに誰でもウェルカムなセッションです。

実際、初めてセッションに参加するというような方もいましたし
昨日はホストメンバーも、普段アリーナとかで某メジャーアーティストを
サポートするような、それでいて人懐こい素晴らしいピアノ弾きだったり。

で、昨日は特に盛り上がり、お店がギュウギュウ詰めに!
ドラムやベースはそれぞれ8人ずつくらい来てくれたりして
大盛況だったわけです!感謝!

で、近年では若いプレイヤーでも
熟練の腕前を持つ人も多い!

ただここで、
もちろん初めて会う同士の人が
いきなり会って、曲を一緒に演奏することになる
なんてことも多々起こるわけです。

こういう時に、やっぱり大切だなぁと思うことは
「アンサンブル」なんですね。
自分だけうまく弾いてやろう、とか思わないで
いかに全体のサウンドが溶けるように調和していくか。

これは、やはりどんな共演者であろうと、
相手の音に耳を傾け、そのGrooveを尊重して
一緒に音楽を作り上げていく。

そのために、
「曲を覚えること」も
「ハーモニーを理解すること」も
「リズムをしっかり出せること」も
全部、隣にいる相手を理解して
包容力ある演奏で包み込む!!
ための、ある意味では責任かもしれないし、
マナーかも知れない。

でもとにかく、一期一会のセッション、
それまでに練習した
「スケール」とか「コード理論」とか、
“考え”てたら、演奏がやっぱりちょっと
インサイド(内向き)になってしまう。

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今どんどん技術が進化していて
作曲なんかに関してもテクノロジーが
どんどん精度を上げて、自動生成なんかまで
実現してしまうような時代に突入しかかってますよね。

そんな時代に、演奏家として大切なのは
やっぱり人間同士にしか出せないエネルギーの高め合い

みたいなところに鍵があるんじゃないかなぁなんて
思っています。

これ、(一見簡単そうに感じる)歌モノだろうが
超ハイスキルが求められるインストゥルメンタルだろうが、
関係なく、共通して大事なテーマだと思っています。

ナチュラルに、自分を素直に表現できるようになるか
人とコミュニケーションをとるか。
そのための練習、勉強、だったり
するのではないかな、と思っています。

そうすれば、
演奏してるみんなも
聴いてくれてる人も
みんなハッピーになれるなぁ、と
感じます。

これ、大きいステージだろうが
小さいステージだろうが、
全然関係なくて
ちょっと意識するだけでも
音の聴こえ方そのものが
変わってくるかも知れない!

よく、ステージに上がると
緊張してしまうと言う人がいるけど、
別に競争じゃないから
誰にジャッジされるでもない、
それよりも「みんなでいい時間を過ごそう!」
そんな気持ちを大事にしたら
もっと音楽と深く繋がれるようになって
気がついたら
緊張、なにそれ?みたいなマインドに
変化する瞬間があるんだと思います。

______

次回はまだ未定ですが、
これからもそんなセッションを
開催していきたいと思うし(今の所、都内ばかりになってしまうのですが)
色々なミュージシャンのプレイも聴いて、
生の音楽で楽しめる、そんな場を
作っていければと思います。

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それでは今日もよい1日を!

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