【どれだけやっても上達したら嬉しいもんは嬉しい】
突然ですが楽器の練習、好きですか?
僕ですか?
それはもう、大好き!!
「練習と筋トレは裏切らない」という標語があるくらいです。(?)
やはり、できなかった事が
できるようになるというのは、嬉しいものです。
もちろん、楽器演奏や作曲などを生業にしているのだから
当然楽器に触れる時間が多いだろう、
と思われるのではと思いますが
実は、「ちゃんと練習に充てる時間」
というのは、意識して設けないと
なかなか出来ません。
というのも、練習には2種類あって
1、「現状を維持する練習」
2、「自己記録を伸ばしていく練習」があります。
なかなか、日々忙しくしていると
1で終わってしまいがちです。
自分の今持っているスキルで、
直近のライブの曲を練習する、とか
覚えてる手グセのフレーズをなんども弾く、とか。
これは、まぁ楽に弾けるので、楽しくその時間を終われます。
2は、全く新しいフレーズを覚えてみる、とか
弾けなかったリズムパターンを弾けるようにしてみる、
とか。
これには、ちょっとエネルギーを使うし、
きっかけも必要かもしれません。
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例えば、僕の場合は最近
フラメンコ音楽に関わる機会が増えてきた関係で、
フラメンコ独特のリズムパターンやフレーズを
少しずつ練習しています。
フラメンコにおける、 ブレリアと呼ばれるスタイルを
ベース1本で解釈して演奏できるように
練習しています。
フラメンコでは
リズムを時計の針🕑に見立てて
12拍子を1周と捉える「コンパス」と呼ばれる概念でリズムを捉えており、
そのリズムパターンに振り落とされないように
食らいついていかないといけないのです。
しかも、カウントが「12」からスタート、というややこしさがあります。
「12,1,2, 3,4,5, 6,7, 8,9, 10,11」・・・という感じ!
なぜ12から始まるかというと、ほれ
時計の針は一番上が「12」だから・・・
という事なんでしょう。
おもしろ!!!!
そして、本来ギターで奏でられる事が殆どである
フラメンコのエッセンスを理解するために、
ベースで敢えてギター的なアプローチを取り入れ、
スラップを応用したりしながらエレキベースのサウンドに
合うようにアレンジしていきます。
このプロセス、コードワークもギターと音域が違うし、
色々工夫が必要で難しいのですが、
おもしろ!!!!
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一度練習にはまってしまうと本当に
時間を忘れてしまうくらいのめり込んでしまうのですが、
はて。
なんで練習するの?
と 考えた事はありますか。
なんででしょう。
もちろん、
「仕事にしたいから」とか
「うまくなりたいから」
「音楽で表現したい事があるから」
あると思います。
それはその通りだと思います。
僕もそうです。
でも、それで?
その先に何が?とさらに考えたときに
僕は、
「今まで出会えなかった人たちと出会うため」
という事だと思いました。
例えば、フラメンコを練習すれば、
フラメンコの世界の人たちと知り合える。
ジャズがうまくなれば、色々な楽器プレイヤーたちと
出会う事ができる。
歌を活かす最高のプレイができれば、
素晴らしいシンガーが現れるかもしれない。
そうやって自分の世界を広げていく事で、
どんどん周りの人たちも面白がってくれるかもしれない。
そんな、まだ見ぬ可能性があるから、
練習は終わらないですよ。
そして時たま、
ずっと僕の事を気にかけてくれているシンガーが
異国の地から
激励の言葉をくれたりして、よっし頑張ろう。。と
思ったりするわけです。。
そうやって、音楽を通して一生感動し続けられたら
最高。
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それでは今日もよい1日を!
(2018/6/20筆)
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