「ダッシュ」という最強のトレーニング #ボルダリング
ボルダリングという今まで経験のないスポーツをやり始めてからもうすぐ2年が経つ。
26歳からやり始め、平日は仕事、休日はボルダリングに明け暮れているが、2年もやると流石にレベルも上がり、ぶち当たるハードルも高くなってくる。
今ぶち当たっている難題がランジと言われる課題だが、あるトレーニングをすれば克服できそうな匂いがあるのでここで発表したい。
それが「ダッシュ」
ランジとは
そもそもランジとは何か?ボルダリングをやったことない方にも分かって頂きたいので、先ずはランジの解説から。
「ランジ」とは、クライマーが勢い良く飛び出して次のホールドを掴むダイナミックな動きを指す。腕を最大限伸ばしても届かないホールドを目がけ、思い切って宙を飛んで掴みにいく瞬間の動きを言う。
(引用: https://www.redbull.com/jp-ja/dynos-are-the-coolest-moves-in-climbing-see-why )
まあこんな感じ。
ボルダリングの壁に付いてるカラフルな石?岩?みたいなやつをホールドと呼びます。そして、腕を伸ばしても届かないときはジャンプをしてホールドを取りに行くんです。その動きの名前が「ランジ」と言うんですね。
ランジって難しいの?
難しいです。
ボルダリングを始めてから、初めてこの課題にぶち当たったときは、手をつける前から諦めモードになります。そして他の課題に手をつけ始める。
何が難しいのかといえば、まずホールドの上でジャンプすること自体が難しい。あの小さな足場でジャンプするわけなので十分に力も入らない。
そして瞬間的に手に力を入れてホールドを掴むことが、初級者レベルの常識をはるかに越える。
僕はこれまで瞬間的にホールドを掴みにいくという理由で瞬発的な「握力」がなによりも必要だと考えていたわけだが、どうやら違うことに気付かされた。
必要なのは握力とか上半身の筋肉よりもむしろ、下半身の筋肉ではないかと。そしてボルダリングにおける下半身の強化で、最強のトレーニングはダッシュだと気付いた!
ダッシュとランジの関係性がスゴい
ダッシュ。つまり全力疾走。長距離ではなく短距離で!
ダッシュとランジの関係は共通して同じ筋肉を使っていることが分かった。
先ずは足。これは言うまでもないかもしれない。短距離走で地面を蹴る時の足の筋肉とボルダリングでランジする時の足の筋肉の使い方がどうやら似ている。
太ももとふくらはぎからくる瞬発的に動作は、ホールドからのジャンプの飛距離を伸ばすことに繋がってくる。
次に体幹。
短距離走を猛ダッシュしている時、腹筋背筋が弱いと身体がブレる。体がブレてしまうと無駄な動きが増えて、スピードも遅くなってしまう。その上疲れるのも早い。
走るときの良いフォームは、体幹をうまく使い身体をブラさないこと。
ボルダリングのランジでも同じ。ジャンプしてホールドを取ろうとした時に、体幹が弱く体がヨレてしまうと、ボールドを取り損ねてしまう。
そしてせっかく取れたとしても、ジャンプの勢いに身体が耐えられずに取り損ねてしまう。いかに体感を強化して、身体をブラさず無駄の動きを作らないか。これも短距離ダッシュで得られる効果だ。
最後に身体の軽さ。
ダッシュで体を追い込むと、どうも身体が軽くなるらしい。何故なのか、自分でもまだ確証は掴めていないが、ダッシュして身体を追い込み、回復後にボルダリングをすると、身体がとても軽く、おかげでランジがめちゃくちゃ取れる。
おそらく、運動するということに身体が慣れてくるのだろう。例えば、小学生の頃は毎日外で遊んでいるおかげで、身体が重いとすら感じないのと同じことのようだ。
と、まあこんな感じで、原始的なトレーニング方法ではあるが、ハッキリ言って効果は絶大だということをこの記事でお伝えしたいです。
是非試してみてくださいね!
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