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最高のチームと、社会にインパクトを与えるプロダクトをつくりたくて、Leaner Technologiesに入社してました

こんにちは、こくぼです。
Leaner Technologiesという会社に転職して1ヶ月経ったので、入社エントリー的な話を書きました。

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お前誰よ

ざっくり SIer → Misoca → Backlog → Leanerというキャリアを歩んでる人です。社会人からずっと名古屋在住です。
経歴は こちら に詳しく書いてるので、よろしければご覧ください。

ソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタートして、スタートアップに関わり始めてから、プロダクトオーナーやエンジアリングマネジャーなどにも積極的に手を出し始めてます。

直近はヌーラボでBacklogのエンジニアリングマネジャーとして、チームワークの仕組みを整えたり、1on1したりして過ごしていました。BacklogのテレビCMよかったですね。

Leanerに入社することになった経緯

2020年夏頃にコンタクトをもらいまして、何度かカジュアルに話をしているうちに、事業と人に魅力を感じて入ることにしました。

自分の場合、だいたい3~5年の単位で環境を変えているので、ちょうどヌーラボで3年過ごしていたところで、今後の仕事どうしようかな、と思っていたタイミングでした。

Leanerって?

2021年2月で創業2年になったB2B SaaSスタートアップです。なおかつB2Bの中でもマイナー(だと思われる)領域なので知ってる人も少ないかもしれません。

B2B SaaSの中でも、SmartHRやfreeeのように社員全員で使うものだとまだ知ってる人も多いと思いますが、Leanerは企業の調達や購買を担当する部署向けでして...。

Leanerはコスト削減のための支出管理プラットフォームです。めちゃくちゃざっくりいうと、企業のコストのうち「間接費」の支出をいい感じに管理してくれるツールです。

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間接費が何かわからなくても大丈夫です。「支出をいい感じに管理してくれる」ツールだと覚えて帰っていただければ十分です。

その事業領域すごいの?

グローバルではCoupaという成功事例があります。そもそもCoupaの一般的な知名度も高くないと思いますが、時価総額240億ドルを超えるすごい企業です。今調べたらSlackの時価総額も同じくらいでした。

グローバルの先進的な企業はツールを使って支出を管理することを当たり前にやってますが、日本ではまだ成功事例がありません。その領域をLeanerが埋めようとしているところです。

今のLeanerはどれだけ実績あるの

国内で大企業を中心に30社ほどに導入いただいてます。Leaner内で取り扱われてる間接費は総額で2000億円を越えてます。

Leanerの何に魅力を感じたか

大きくいうと、「国内ではオンリーワンの事業」「熱意のある誠実な人たち」です。

国内でオンリーワンの事業

上述のとおり、Leanerが手掛けてる事業は見慣れない、聴き慣れないワードがたくさんあると思います。

自分が所属する企業は知名度がある方がいいよね、という人も多いと思いますが、自分は「この会社だからこそできるオンリーワンの事業」に魅力を感じるタイプでして、なおかつ「市場の大きさ(=社会への影響度)」もいいなあ、と思いました。

わかりやすくB2Cのビジネスをしている会社もよいし、ニッチだけど市場が大きくて、まだ手付かずの領域をゼロから攻めるもよし。どちらを選んでも良いですが、今回は後者を選択しました。(MisocaもBacklogもtoBのサービスだったので、いつかはtoCのサービスもやってみたい気持ちもあります)

ちなみにLeanerはICCというスタートアップ向けのイベントでも優勝するくらいには客観的に評価されてます。

熱意のある誠実な人たち

事業の面白さもめちゃくちゃ大事でしたが、自分はどちらかと言えば人に魅力を感じました。Leanerがチームとして良いところをあげてみます。

・ セールスチームがすごい(大手企業でトップセールスを出してた人たちが集結してる)
・ セールスとして売るだけじゃなく、導入から運用まで責任を持って対応してる
・ カスタマーサクセス/オペレーションの人たちも、プロダクトの開発が間に合わないところを人力でカバーして、要件を詰めながら開発の優先順位を決めていて、良い意味で泥臭い
・ プロダクトをつくるエンジニアへのリスペクトもすごい
・ 一人ひとりの裁量が大きい(良くも悪くもまるッと放置される)
・ セールスやコンサルが製品をゴリゴリ売る会社ではなく、「顧客の課題をプロダクトで解決する集団」でありたいと思ってるし、そういう組織を作りたいと真剣に思っている

ビジネスサイドの人たちと、プロダクトをつくる人たちがお互いに信頼しあってる感じがよく出ています。

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会社によっては「セールスの意見が強過ぎて、プロダクトを十分につくりこむ時間がなかったり、一度つくったものを仕様変更して改善するのがめちゃくちゃ大変」だったり、「エンジニアの文化が強くて、ユーザーにフィットしたものを作れず、値付けもうまくできない」という問題があったりしますが、Leanerでは少なくとも今のところはないです。

今のフェーズのスタートアップだからこそできることかもしれませんが、将来にわたって維持していくことが自分も含めてみんなのモチベーションになっています。何より経営陣が率先して発信してくれているので自分も支えていきたいと思ってます。

社員のメンバー紹介👇

入ってみてどうか

自分が今までのキャリアで、ビジネスサイドの人とガッツリ関わることがなくて、うまくコミュニケーションできるのか不安でしたが、案外うまくいきました。

みんな自分の職務範囲以上に会社や仲間のことを考えて行動してるので、自然とうまくいってる気がしてます。

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スタートアップだからエンジニアリングにはあんまり時間かけられてないのかな?と思ってましたが、そんなことはなくE2EテストやRequestSpecがしっかり書かれているし、RuboCopやDependabotも当たり前のように動いてます。エンジニアリングに必要な時間はちゃんとエンジニアに任されてくれていました。

自分の立ち位置

なんとLeanerはエンジニアが2人しかおらず、自分が3人目としての入社です。(+ 業務委託3名)

会社としては今まではビジネスモデルの仮説検証をするフェーズで、プロダクトをつくり込む優先順位が低めでした。その仮説検証がある程度できてきたため、ここからはプロダクト開発のチームを大きくしていくフェーズです。

そのための採用や、チーム作りを自分が主導的関わっています(このnoteも主に採用広報の一環です)。入社してからまずやった仕事について書いてます。よかったこちらもみていただけると嬉しいです。

Leanerにはどういう人が合うか

こんな人に入ってもらえると良いのでは、と思ってます。

・大きなプロダクトをゼロから自分の手で育てていきたい
・大きく育てるためにセールスやCSの人たちとも積極的に対話していきたい
・(お互いの期待値をすりあわせた上で)自分の裁量で仕事したい

エンジニアは基本みんな家庭を持っていて、フルリモートで働いてます。自分も入社してからまだ一度も出社してません。

育児や子供の送り迎えなど、仕事と私生活の時間の使い分けは各自にまるっと任されてます。

Leanerの良いところ

個人の意見です。

・ スタートアップ創業期〜成長期の雰囲気をしっかり味わえる
  ・ 経営陣とメンバーとの距離感
  ・ (職務を超えた)メンバー間の信頼関係
・ チームもプロダクトもまだ若いので一人ひとりに任されることが多い
  ・ その分、事業への理解や共感は必要
・ ビジネスサイドが強いのでエンジニアも安心してプロダクトをつくれる
・ このフェーズのスタートアップとしては給与水準が高い(と思う)
  ・ 今ならSOもあるよ

Leanerのよくないかもしれないところ

・ 成長しても会社の一般的な知名度は大きくならない
・ スタートアップなのでいろんな意味で安定してない
・ プロダクトもチームもまだまだ泥臭いところが多い
・ 一人ひとりに求められることが多く、幅広くなんでもやる覚悟が必要

これからLeanerでやっていきたいこと

自分がやりたいことは

・オンリーワンで魅力ある事業
・熱意のある誠実な人たちとつくる組織

を掛け合わせて「最高のチームで、社会にインパクトを与えるプロダクトをつくる」ことです。事業の伸び代があり、なおかつチームとプロダクトがいい感じに若いLeanerだったら、それが実現できるのはないかと思ってます。

ちなみに自分の理想はこんな感じです。

共感していただける方はまずはカジュアルにお話しましょう!

最高のプロダクトをつくるために

「最高のチームが最高のプロダクトをつくれるわけではない」と思ってますが、「最高のプロダクトをつくるためには最高のチームである必要がある」と思ってます。

ぼくは最高のプロダクトをつくる最高のチームのあり方とは「チームメンバー全員がフラットに議論をして、みんなが自分の職務を超えて柔軟に協調する」ことだと思っています。セールス、CS、エンジニア、デザイナー、...etc 全てのプロフェッショナルが自分の得意分野でリーダーシップを発揮して、他職務の領域ではフォロワーシップを取れるチームが理想です。

そういうチームをつくれるポテンシャルがLeanerにはあるんじゃないかと思ってジョインしました。ということで、よろしくお願いします。


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