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組織のトップに必要なのは正解の意思決定ではなく説明責任を果たすことだと思う

別にトップじゃなくても、中間管理職でもチームのリーダーでも誰でも影響力を持っている立場なら同じことが言えると思います。

意思決定の是非は関係ない

何に決めたかは(比較すると)そんな大事ではないです。重要なのは意思決定のプロセスです。決定に至るまでにどんな情報を取り入れたのか、ただの雰囲気や勘で決めたのか、些細なことでもオープンであること自体が重要です。

会社として重要な決定であればあるほど丁寧な説明が必要でしょう。

自分が意見・主張を持っている決定であればそのプロセスに少なからず関わりたいと思うし、関われないとしてもそのプロセス自体を理解できることが仕事をするうえでの意識・態度にダイレクトに影響します。

説明するだけじゃなく、感じてもらう必要がある

いくら客観的に説明コストをかけてもそれが伝わってなければ意味がないです。
心理的安全性と同じで、いくら努力して環境を整えても実際に安全だとメンバーに思ってもらわなければ一方通行の徒労に終わります。

とはいえどこまでコストを払うべきか

頭では説明責任大事よね、とわかっていても実際どこまで説明責任にコストを払うかは簡単な問題ではありません。

メンバー個人個人の主観的な印象でしか測れないのでバランスを取るのが難しいです。だからといって何もやらないと悪化する一方なので最適な社内コミュニケーションの取り方をうまく設計できると仕事が楽しくなりそうだなあ、と思ってます。

社内広報は外向けの広報とはまったく別世界のおもしろさがありそうですね

社内コミュニケーションを設計する楽しみ

会社の組織規模が大きくなればなるほどトップから末端まで距離感が広がっていきますが、人数が少ない組織でも起こりうる問題です。

役員と現場、BizとDevなどなどが双方向にコミュニケーションを取れることが理想です。ですが、コミュニケーションを取るためのコストが高すぎて億劫になってしまいがちです。(セールスとエンジニアでは使ってる言葉から普段向き合ってる対象も違うのでその差分を埋める必要がある)

越境してコミュニケーションを取るためのコストを下げる仕組みをうまくつくりたい。そのために会話の共通プロトコルをつくったり、いろいろ改善する楽しみがあるなあ、と最近思ってます。

採用情報

Leanerではトップと現場の一体感、役職を超えた協力関係を丁寧に考えてます。(まだ道半ばです)
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