日記(2023/05/05)

やったこと

  • 実験

  • 論文用データ解析

  • 論文執筆

雑感

現在実家に滞在しながら大学に通っている. 実家・大学ともに観光地であるため, GWさなかさすがの観光者数である. 天気も良いため, 絶好の観光日和である.

実験は, 時間がかかる試料の樹脂包埋を急ピッチでやっている. 今のペースならなんとかGW最終日までに完了しそうで安堵. 
論文執筆は, データを見直しながらresult & discussionを執筆中. 不思議ではあるが, 同じ樹種, 似た樹齢, おなじ生育地にもかかわらず, 細胞壁厚はサンプルによってかなり違う (薄いものと厚いものでは2倍近く違う!) のは, どういうことなのだろうと考えてしまう. 対象としている樹種の一般的な特徴では細胞壁厚は薄い傾向なので, 厚くなるのはどういうことなんだろうか. 計測ミスなのかとおもって画像データを見直したが, どうやらほんとうのようである. 切片のクオリティの問題か, それとも若干あて材の傾向がでているのかもしれない. いずれにせよよくわからないというのが正直なところである. 

細胞壁厚は指標としてよく使われるが, 計測精度が分解能に依存しやすく精度もわるいのであまり使いたくない指標である. 最近では, 細胞壁厚を自動で計測する仕組みも提唱されているが, 結構不十分なところもあり, より画期的な方法論を提唱する必要があると思っている.

GWも半分が終わる. 会社には戻りたくないなあと思いつつも, エイやで辞める勇気と体力は現状ない.

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