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【363】ラジオ愛は夜を超えて

ラジオ好きがきっかけで2年前に初めて本物のラジオに出演した。今でも忘れられない思い出になっている。

夢はラジオDJ」と公言しているものだから、その話を頂いたときのテンションったら少年の様でしたね。当時39歳でしたけど。少年の様に憧れる仕事がそれなので、人生わからないものだなって思ったな。

自分の番組じゃない。たかだか番組の中の1コーナーに生出演するだけなんだけど、ラジオ局に到着してからのあのドキドキはヤバかった(語彙力なし)ですから。番組のパーソナリティーのお二方と簡単に挨拶しながら進行の打合せ。大平さんって有名人って知らなくて、そこにはドキドキしなかったんだけど人気者じゃんって後から感動が追い掛けて来た。

そう、ラジオ出演は僕が単身で北陸の金沢に行っていた時のこと。【おいねどいね】って人気番組ってことも事前にうっすら調べて知っていた程度。ホントすいません。そもそもきっかけは当時の職場のホテルの同じビルに博報堂さんがあって、そこの営業さんとお話しているときに僕がラジオについて熱く語ったものだから、それならってラジオ局のスタッフを紹介してもらう流れに偶然が繋がったものだった。ご縁って大切ですね

ラジオと言うメディアは死なない。

そう思っているんです。いつかのnoteにも書いたけど、これはかの福山雅治が言っていた言葉なんだけど。大きく同意しますね。

1年間こうしてnoteを書いているけど、結構な頻度でラジオや音声メディアについて書いていることに気が付いた。やっぱり好きなんですよね。

⇩コチラのnoteは多くの方に読んで頂いてます。有難いです。

タイトルにもあるけど、きっと僕の番組はたいして聴いてもらえていないと感じていた。コミュニティとしての活用はしていなかったし、フォロワーも多くない。それにいいねもあんまり付かなければ、レターも稀に頂く程度。ただ、その度合いがなんとも計れないので肌感覚ではあったけど。いつからか番組の最後に「TSUNAGU☆RADIOでは絶賛フォロワー募集中です」と言い出したのはそんな気がし始めてから。

文章や写真、動画などのシェアはされやすいけれど、音声はシェアすることは少ないだろうって考えていて。だから、やっぱり収録したものをある程度リアルタイムに聴いてもらえる方が、たくさんの人に聴かれやすいなって思っていた。型にはめ込まず、気ままに一発録りにして好きなBGMに乗せてお届けする。そんな感じで現在190回ほど放送している。「これ」って決めた内容をシナリオ無しで気ままに喋っている。他の番組よりもそういうところはかなり緩やかだろうな。

思えばもともとnoteもstand.㎙もはじめるきっかけはウェディングの仕事に繋がることが出来ればって思いがあった。でも、次第にウイルス感染のことが広がり世間がオンラインに舵を取り出したくらいから、テーマはそこまで深く決めずにやって行こうと思い出した。数字にもコミットしないように。好きなことを好きな様に、まず楽しいと思えることが大切だって思ってnoteみたいに毎日と決めてはやらなくしていた。

Voicyをきかっけに音声メディアの面白みを感じて《いつかは自分も》って思いながらいたところに偶然発見したのがこのstand.㎙だった。もう迷う理由はなかってからね。すぐにやってみた。もちろん今みたいに知っている人でやっている人なんていなかった。

このあたりの咄嗟の動きはかつてのキンコン西野さんのオンラインサロンに入った時や、noteを始めたときの感覚と同じだね。まわりがどうこうじゃなくて、やりたいかやりたくないかってところ。それに《やってみなきゃわからない》ってことだから。なんにも失うものはないし、なんなら得るものだらけってことにも早々に気付いた。

しばらく一人でやっていると、徐々にstand.㎙ユーザーが増えだした。僕が知っているリアルな関係の人はいない。普段から身近にいる友人や仕事関係の仲間は音声メディアはやっている人は未だにいないな。

表現の場にもなる《音声》というものに着目したのはnoteで文章を書いているクリエイター達だった。言葉を書いて表現する。そしてまた違う角度からの表現方法としての音声配信。これは創作とはまた違う思考が生まれる場所だから、きっとここで作品を生み出そうとしている人はきっといない。

人の声から伝わることの魅力

体温の様なものから、人柄や感性を伝える。これはもう意識せずとも喋る行為がそれを勝手にしてくれる。そしてこればかりは模倣が出来ない。人の声は唯一無二の味わいだ

日頃から文章で書いている。整ったものを世に送り出すのと、言葉にして放つのでは瞬間的な感情や気付きもあって隠しきれない人に魅力を感じれてすごくいい。

そうやって今では多くのnote仲間の皆さんが音声配信をstand.㎙ではじめている。そしてみんながみんなその声から感じる新しい魅力が感じられてすっかりファンになってしまっている。

そんな中でもこの音声配信に人一倍夢中になっている方が同じくnote仲間の嶋津さん。嶋津さんは地元である大阪の八尾市でもラジオ番組を持っているパーソナリティーもやっている。(実に羨ましい!)

運営メンバーとして参加したコンテストでも僕のstand.㎙の番組収録は活用したりしていたせいもあってか、次第に音声メディアについてお話をするようになっていった。僕の方がちょっと先に始めていたとは言え、嶋津さんはプロですから僕の話が参考になるのかなって思っていたけど、音声で伝えること、喋るということの大切さは互いに共感している。それこそ《みんなやったらいいじゃん》なんて笑って話しているぐらいだ。(それで実際に始めた方もいます。素敵です!)

そんなある日、嶋津さんのラジオ番組の対談相手を急ぎで探しているという投稿を見掛けた。本当にたまたま時間の都合もつきそうだったので「僕で良ければ。あ、誰か他にいらっしゃったらそちら優先で結構ですよ」そう連絡をした。

しばらくして「すいません、お願い出来ますか?」と連絡が入った。

そうしてなんとも不思議なタイミングで2度目のラジオ出演が決まった。1回目は金沢で。今回は大阪だって。地元では聴けないじゃんって番組。(やり方次第では聴けますが…)

僕らは音声メディアの魅力について熱く語った。いや、僕の方は喋りすぎたほどに。時間は深夜、25時を回ってからの収録だった。ラジオ局に足を運ぶのとちょっと違うけど、またこうしてご縁からラジオ出演が出来たのが嬉しかった。そしてじっくりと嶋津さんと語ることが出来て楽しかった。だって、前回はある程度会社の番宣だったけど今回はフリートークでしたからね。

⇩収録内容の一部を嶋津さんのstand.㎙でも紹介してくだいました。

ちなみに、僕の番組でもそのときのことを喋っているけどテイストが全然違って笑ってしまう。

唐突にやって来た楽しく語る夜の時間は本当にあっという間だった。Androidアプリではコラボ配信がシステム上の関係で出来ないけど、いつか出来るようになったら嶋津さんを最初のゲストに呼ばせてもらおうって秘かに思っている。《音声の交流》だよね。僕はこの収録のときに音声の魅力は《リスナーとの距離感》と何度も話した。パーソナリティーの声がリスナーに寄り添ってくれるように。それが音声、ラジオの一番の魅力だと思っている。

憧れだったラジオがこんなにも身近なものになった。僕は運良くそれを見つけて取り掛かって始めて気が付けば1年になりそうだ。しっかりとリスナーもいて楽しみにしてくれている方もいるなんて最高じゃないか。

夢はラジオDJ」に変わりはないけれど、地道にゆったりと喋りながら音声メディアの良さを伝えていきたいな。

上手く喋ろうとしないでいい。そのままでいい。噛んでもいい。収録ならやり直しも編集も可能だし、そんなの気にしないで出しちゃえばいいと思っている。いいかな?やりたいと思ったらやってみよう。その興味、その直感は当たっていると思うから。楽しいって思えること、大好きだなって思えることであれば続けられるでしょ。

ラジオというメディアは死なない。老若男女、たくさんの人に必要とされるツールだからだ。くらしの一部になっている人だって多い。それは声で《寄り添う》ことから感じることで与える安心感。

遠く離れた誰かのところに僕の声が届き、それがその人のくらしの一部になっていたり、安らぐ時間のお供になれているなら番組のタイトル《TSUNAGU》にもなってくるんだよな。

ラジオ、音声、人の声の可能性はまだまだ留まることを知らない。

サポートして頂けるなんて本当に感激です。その気持ち、そのひと手間に心から感謝します( *´艸`) たくさんのnoteから見つけて下さりありがとうございます!!