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受け継ぐ、受け渡す

はい、喜んで。

あらゆることは誰かの始点でもあり、誰かの終点でもあるけれども、ひとつ通過点のすぎない。

今週は節目の週となった。

1つは、5月21日に第20期の株式会社M-easyの定時株主総会、久しぶりのリアル開催で顔をあわせてこれまでとこれからのこと充実した話し合いができた。今年度も新しい事業のタネをいくつかまく、そして支援した若い世代の新たな事業が芽吹きはじめる。

1つは、5月23日の定時総会にて、一般社団法人おいでん・さんそんの代表理事に就任した。実は昨年末に急に話がでてきて水面下で調整をしてきた。理事や関係者としては10年前おいでん・さんそんセンターが設立されてからかかわってきたが、よもや、このタイミングで受け継ぐとは思ってもおらず。移住して13年目、旭のことを中心に取り組んできて、特に近年は新型コロナの影響もあって内側をしっかりかためることに力を注いできた分、どうやって引き受けることができるだろうかと思っていた。

でも、それは高慢な考え方だった。

それぞれの地域にはそれぞれの素晴らしいプレイヤーとそれをつなぐ人たちがいる。そんな人たちと一緒に取り組めばいい、そして自分自身がそこからもっと学んで足元にもいかせばいいし、外へも発信していけばいいということ。その過程で、もっと地域に密着するということなのだ。つながりの輪はここ10年で確実に広がっている。理事も世代交代した。本店はつくラッセルに移転する。私たちも通過点でしかない、次の世代へつなぐ一助となりたい。

1つは、5月24日に旭地区の一番北側の浅野自治区の新聞配達区域を6月1日付で引き継ぐ契約を結んだ。かつて岐阜県だったこともあって、明智の新聞店さんがわざわざ愛知県版を取り出して配達をしてくれていた。明智さんの岐阜配達区域拡大にともなって当店で引き継ぐ。たくさんの配達スタッフや事務スタッフの助けがあって成り立つ仕事だ。人のご縁を本当にありがたく思う。

1つは、5月27日28日に第1回が開催される「山里ひとなる塾」。昨年の3月、豊森なりわい塾の塾長澁澤寿一さんから次の後継事業を託された。豊森なりわい塾は、13年、第1期~第10期までで輩出した卒塾生は237名。多様なつながりがこの地域にうまれている核となっていた事業だ。ここから10年、次の世代へ受け渡していける学びの時間をつくっていこう。

自分の人生を豊かなものにするために精一杯、今を生きようと思う!!

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