マガジンのカバー画像

くらしごと

42
地域で暮らす、はたらく、生きる。
運営しているクリエイター

#田舎移住

本業1本という幻想 #まなびの人生設計図

大工さんの一挙手一投足にキラリと光る技。男子なら一度は憧れた存在ではないだろうか。 実家は、家族のみ経営のダンボール工場だったこともあって、産まれた頃から現場で汗を流してはたらくことが身近だった。 M-easyをはじめたときも、単純に農業研修に通っていたトマト農家さんでさまざまな作業をして、お昼に仏盛りご飯をかきこむのが楽しみだった。このあたりから坊主頭にしたので幼少期からのあだ名「もじゃくん」は卒業して、「親方」というあだ名で呼ばれるようになった(笑) なにか一本で生

まなび 2022年振り返り<8>

子どもたちは夏休み。夏休みは川に山にプールに忙しい。2泊3日の山っこくらぶ、4泊5日の早稲田大学WISH寮研修プログラム、子どもたちと他の予定を重ねながら、ごちゃまぜな学びを深める。 講師としてずっと関わってきた豊森なりわい塾の10期がおわり同窓会に参加させてもらった。まわりにいる仲間たちも豊森卒塾生はとても多い。10期13年でこの枠組みはたくさんの学びと人材を輩出して終了になった。 渋澤さんをはじめ大先輩たちの学びの場づくりを次の未来へつなげるべく、新たな学びの場づくりを

今年の大豆はよく実ってる〜 終わらないかなぁと思ったけど、みんなでやるとできちゃうね @まめっこくらぶ

+2

囲炉裏で餅を焼いて集落のみんなで食べる ただそれだけで私たちはここにいることを受容される @集落の地蔵祭

自分で決めていい #小さなやさしい社会のつくりかた

ふと、詩人、星野富弘さんがつづったの言葉を思い出した。 「いのちが一番大切だと思っていたころ生きるのが苦しかった いのちより大切なものがあると知った日生きているのが嬉しかった」 「いのちの大切さ」さえも、誰かに言わされている常識ではないだろうか。向き合って自分なりに考えた言葉だろうか。誰かの顔色や何かの評価にとらわれた言葉ではないだろか。 誰からも決められることなく、自分らしく自分で決めていい。 そんな当たり前のことを当たり前のように励ましていきたい。 子どもたちに

コミュニティの透明性を高めることに汗を流す #小さなやさしい社会のつくりかた

私はさまざまなコミュニティ組織に所属している。ずっと続いているもの、そのときの所属によって加入するもの、プロジェクト的に単発なものとある。(正式には、アソシエーションと呼ばれるものもあるけども、そのあたりは特に区別しない) 例えば、家庭と法人の中ものはひとまず横に置いておくとして、集落では、町内会長、宮係、各種お祭りの当番など役割から、環境美化やお祭りへの参加等住民が参加するものもある。今年は珍しく役割がないとしだったので、集落から当番ででている旭八幡郷社の氏子総代を1年間

家をつくります2 ヒトもモノも、つながることは新しい価値をうむ

なかなか自分のことは積極的に優先順位をあげていかないと進まないです ね。家をつくります1を書いてから、ぼちぼち片付けをしています。 元々大工さんが使われた倉庫。道具や工具たくさんあったモノも使えそうなものと使えなさそうなものに分別して、自分では使わないけど誰かが使えるものがあるということで友人に随分もっていってもらいました。 ひとまず隣の倉庫にうつしたものもたくさんあるので、家づくりと平行して分別して整理して、ひとつずつ活かしていければと思います。 どちらかというとつい

リクエストご飯 #変化を常に#まなびの人生設計図

我が家では普段は母ちゃんがご飯をつくるけど、リクエストご飯は父ちゃんがつくる。 ほぼ旭にくるまで調理をしたことはなかった。実家では鉄板焼きメニューとか土曜日の夜は父親がつくっていたのでそんなことを思い出しているのかもしれない。 地域には素材があふれている、嫁さんの畑で季節ごとに野菜ができる、近所のばぁちゃんたちからもたくさんいただく、野山でにょきにょきはえてくる山菜たち、素材が必要にせまってくる(笑) あとは山里合唱団こだまのまかないご飯と、地域密着型デイサービスあんじ

<考>いなか暮らしのお役4 #変化を常に#まなびの人生設計図

日曜日、集落のお祭りとは別に近隣の集落があつまってとり行われる郷社祭りがひらかれた。私が大好きなお祭りのひとつである。我が家の4兄弟は皆、郷社祭りのときに初参りもさせてもらった。 今年は、コロナ自粛によって控えてきた渡御(神輿を担いで境内をめぐる)、巫女舞も3年ぶりに開催された。長い坂を山車をひいてあがってくる宮入、太鼓、笛、余興、宴会等は引き続き自粛中のままである。 2022年度は氏子総代のお役を引き受けることになって、年間を通じて、会合や行事のお手伝いをはじめてするこ

<考>いなか暮らしのお役1 #変化を常に#まなびの人生設計図

いなか暮らしのお役は、年間を通じて多種多様にある上に、色々な視点からの切り取りかたで見ることができる。このネタだけで1ヶ月くらい書けそうなので(笑)タイトルに番号をつけてみた。 今日は、槇本町の環境美化の日、来週秋の大祭があるので、毎年1週間前に設定される。槇本町は、ぼくが住んでいるわけではないけれども、運営している、地域密着型デイサービスあんじゃないと多世代シェアハウス&コミュニティスペースこらっせるがあるので、当たり前のように参加している。 環境美化というと、まちなか

<考>いなか暮らしのお役2 #変化を常に#まなびの人生設計図

昨日は、槇本町の環境美化とあわせて自分の集落のしめ縄づくりがかぶっていた。いつもは大祭当日にやるのだけども、都合が悪い人がいて別日になった。 意外と直前になって日程が決まる(笑) 最近は少し事前に決めるようになったけども、2ヶ月前だとまだ早くて、次の常会(月1回集落全戸で集まる寄り合い)で決めようねとなることもある。そして、みんななんとなくそれを想定して予定を組んであり、集まることになる。 移住世帯は、単身または核家族が多いので、お役のかわりがいないのがいつもつらいとこ

<考><楽>いなか暮らしのお役3 #変化を常に#まなびの人生設計図

今日、10戸だけの小さな集落の小さな大祭は、厳かにゆるやかにとりおこなわれた。 本当は一戸ひとりではなくて、集落の全員が集まって、それぞれが持ってきたお重をつついて、団らんを楽しむ、年に1回の日。コロナ対策で縮小版。でも今年はしめ縄もつくれたし、ちょっとは元に戻った。 当たり前の日常に少しでも戻っていくことがとても嬉しかった。 格式高い神社じゃないからこそなのか、自分たちなりにやればいい、やれるように続けていけばいい。神様はそう言ってくれているように思った。 神様の写

家をつくります1 #変化を常に#まなびの人生設計図

移住して12年、空き家に住まっておりますが、いよいよ随分と傾いてきました、、、 このまま終の棲家にするためには、修繕をしないといけないのだけども、お金と時間をかけてもかけても、あまりしっかりとは改善されなさそう。 なにより未だに賃貸のままなので改修するにも二の足を踏む。 うちの場合は、移住するタイミングで選択の物件も時間もなく、「移住する」のときに必要な家と、「住み続けて年をとっていきたい」ときに必要な家は違っていた、ということでもありました。 思い出してみると、入籍、

ひとやすみひとやすみ

新年あけましておめでとうございます。2023年も幸多き時間を重ねられるように過ごしていきたいものです。本年もよろしくお願いします。 決断をすることが役割になっている今日この頃、自律神経のバランスを整えていくことの大切さをひしひしと感じている。ひとやすみ、ひとやすみ、柔らかな体にこそ、しなやかな精神が宿る。 目的志向の決断と結論を出さないありかたを両手にもって、今年も1年歩んでいきます。 元旦の雑煮は家長がつくるという昭和な風習を12年間やっています(笑)嫁さんの育てた小