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くらしごと

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2022年11月の記事一覧

楽しむことが楽しいこと 暮らしのなかで歌うたう

子どもの頃から歌うのが好きで、楽器はあんまりできないけど歌うことならということで、西村新さんといっしょに、竹内支保子さんに先生を頼んで結成した「山里合唱団こだま」。2014年2月28日が初練習! 最初の写真は2014年7月の夏のご縁市。めぐちゃんがいるのでご縁市で歌うのが2回目♪ それ以来、家族も、仲間も、子どもたちも、みんなで一緒に育ってきた。みんなで歌うことでつながってきた。歌うことであのときのあのことを思い出させてもくれる。 そういえば、ご縁がつながって、先日11

本業1本という幻想 #まなびの人生設計図

大工さんの一挙手一投足にキラリと光る技。男子なら一度は憧れた存在ではないだろうか。 実家は、家族のみ経営のダンボール工場だったこともあって、産まれた頃から現場で汗を流してはたらくことが身近だった。 M-easyをはじめたときも、単純に農業研修に通っていたトマト農家さんでさまざまな作業をして、お昼に仏盛りご飯をかきこむのが楽しみだった。このあたりから坊主頭にしたので幼少期からのあだ名「もじゃくん」は卒業して、「親方」というあだ名で呼ばれるようになった(笑) なにか一本で生

いい地域、いい社会をつくろうとしない #小さなやさしい社会のつくりかた

昨日は年に4回しかやらないM-easyの社内ミーティングの日。守備範囲が多岐にわたっていることもあり、仕事と心のチューニングをするために行っている。 株式会社ではあるけれども、果たす役割として掲げているのも「弱い私たちが、つながりあい、まざりあい、まなびあい、かかわりあう 安心して産まれて生きて死ぬことができるコミュニティになる」であるし、社会事業ともよんでいる。 生きていきたい社会はどんな社会だろうか。社会にも地域にも課題で満ちている。ようにみえる。課題を解決することが

「誰を船に乗せるのか」という誘惑に負けない 小さなやさしい社会のつくりかた

コミュニティビジネスという不思議な単語がある。ビジネスにおいて、「誰を船に乗せるか。」が最も大事と語られることがある。しかし、コミュニティは、誰もがここでいられるようにお互いに負担をわけあいながら、暮らすという場なのである。 ビジネスは、提供する側と提供される側が必ず存在する。コミュニティは、私がいるためにあなたがいるという関係性が中心にある。 なかなか話がうまく嚙み合わないときがあるのは、コミュニティビジネスといったときに、コミュニティに力点におくのか、ビジネスに力点に