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僕が惹かれたコーチング

今回はコーチングというあまり知られていない対人支援に、なぜここまで多くの時間を割いているのか。不思議がられることも多いので説明しておきたいと思います。

miusigやコーチングに興味がある方がこれを読んで何かを感じて頂ければ嬉しいです。

コーチングに惹かれた理由

最初から本題ですが、僕がコーチングに惹かれた理由は大きく二つあり、それは以下のようなものです。

➀可能性を信じるという価値観
②手法としての奥深さ

➀可能性を信じるという価値観

僕は小学校から大学まで一貫校で過ごしており、スポーツも中・高・大と同じものを続けるなどとにかくレールから外れることをしない人でした。

大学も体育会に入り、そのままいいところに就職をしていい暮らしをする。

これが当時描いていた(描いたというよりはそれがいいんでしょ?と思っていたに近い)自分にとって幸せな人生です。

※これが悪いというわけではなく、何も考えずにこれが良いものだと盲信していた自分があまりに浅はかだったという意味なので、これが良いと感じる方を否定する意ではありません。

しかし、僕が大好きなジャンプの主人公や憧れる偉人のように志を描かない理由は、レールを外れることが怖かっただけなのです。

志を持ったとしても、自分にはそれができないんじゃないか。
そんな志を持っても、何も成し遂げられなくて惨めな思いをするんじゃないか。
他の人に変な奴だと笑われるんじゃないか。

レールの上にしかいなかったからこそ、そんな思いは人よりも強かったのかもしれません。

だからこそ、自分の可能性を低く見積もり、レールから外れるのがすごく怖いと感じていた自分にとって、
コーチングという自分の心の声を聴き、そして自分の未来への可能性を信じて歩んでいくという信念は強く刺さったのです。

そして、この信念が根底にあるコーチングに救われたからこそ、より多くの人にこの価値を届け、志を持って前向きな顔をして歩む人が増えていくことを願っているのです。

これが僕がコーチングを多くの人に届けたいと思う理由の一つです。

また少し余談ですが、コーチングは誰にでもできるものではないと思っています。

人の変化を支援する営みであるからこそ、
自分自身が挑戦や変化ができているか、志を持って歩めているかという問いは常に自分に跳ね返ってくる

人生の中で自分と深く向き合い、自分の信念を持って歩めているからこそ目の前のクライアントに目を向け、コーチ的な支援することができるという意味で、誰でもできるわけではなく常に責任を持ちながらできる意義深い営みだと思い、その生半可な気持ちでできない部分もコーチングの好きな部分です。

手法としての奥深さ

これに関しては僕が語るのはとてもおこがましいと思いつつ、好きな部分としてお伝えしたいと思います。

コーチングはその信念としての価値はありつつ、コミュニケーションとしての奥深さがあります。

流派のようなものも様々で、アドラーやユングなどの心理学がもととなっているコーチングは、その心理学者によって過去の扱い方や捉え方。それへのアプローチ法なども異なってきます。

カールロジャースなどのカウンセリングが源流を汲む手法では、傾聴の仕方やその考え方について、本当の願いを聴くにはどのように傾聴をしていくか、対人支援者の考えるべき在り方とはどのようなことかなどがわかります。(これに関しては僕の好きなnoteがあるので気になる方は読んでみてください。)

さらにはヒトの成長という文脈で、成人発達理論をコーチングに取り入れる方もいたりなど、コーチングと言えど対人支援なのでその考え方やスタンスによって、もとにしている研究やその源流も全く異なり、さらにはそれらが混ざり合うなどして無限の手法があるという意味で本当に奥深いです。

これらの流派に関してはどれが正しいというものはなく、どの在り方やコーチングの目的が自分と合致しているかなどで、個人的に深めていくのも大いにありだと思っています。

このようにコーチングは自身の在り方を深め、それに適した理論を学び、実践に移すことでクライアントに変化を起こしていく。意外と簡単ではなく、アカデミックな学びも実践でそれを活かすための高度な精神性が要求される奥深い営みだと考えます。

以上のような信念や奥深さが、僕をコーチングの世界へと踏み出し多くの時間を捧げる理由です。
僕もコーチとしてまだまだですが、これからもコーチングについてさらに深めていきたいと思います。そしてそんなコーチングに惹かれて集まった仲間がさらに増えて言ったら嬉しいなと思っています。

もしこれを見てコーチング、あるいはmiusigという団体に興味が湧いた人は、現在採用もしているので以下にアクセスしていただけると嬉しい限りです!



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