【新刊書籍案内】鈴村裕輔『政治家 石橋湛山--見識ある「アマチュア」の信念』(中央公論新社、2023年)
本日、中央公論新社より、中公選書の一冊として私の新著『政治家 石橋湛山--見識ある「アマチュア」の信念』が刊行されました。
本書は、戦前は『東洋経済新報』を中心に言論人として活躍し、戦後は国政に進出して吉田茂と鳩山一郎の下で大蔵大臣と通商産業大臣を務め、1956年12月に首相に就任したものの病気のために在任65日で辞任した石橋湛山について、政治家としての足跡を検討した一冊です。
従来の石橋湛山研究では、言論人としての活動が主たる対象となっており、政治家としての取り組みは副