命を燃やせ！

6月もいよいよ最終日になり、明日から7月に入ろうとしている

早い！早すぎる

おばあちゃんの家でおせちを食べたのがつい先日のような気がして、なんだか歳をとったなと感じる

といってもまだ21歳なのだが....

何も考えずにバカばかりやっていたあの頃が懐かしい

「20歳」というと若くて生き生きしていて、「若さと根性で何でもできるぜ！」という風に思える

しかし何故だか「21歳」というと急に老けて聞こえる。もうおっさんの仲間入りじゃないか

女子高生同士が彼氏の話をしていて、彼氏が年上で20歳なんだ！というのと年上で21歳なんだ！というのではずいぶん聞こえが違う

10代での1歳差とは大きすぎる差だが、30代40代での1歳差なんて「金曜日で明日から休みだと思っていたら、まだ木曜日だった」時くらいの誤差だ

3・4・50代での10歳の歳の差婚なんて今じゃ珍しくもないが、20歳で言えば相手はまだ10歳で小学生4・5年生という事になる

そうなればロリコンと言うより、もはや犯罪だ

10代の頃、誕生日は1年で1番心待ちにしていた日だが、21歳を過ぎると1年で1番来て欲しくない日に変わる

だがそうやって渋々毎年誕生日を迎えて、人間はいつか来たる死に向かって1日、また1日と今を命を燃やしているわけだ

死ぬ事が怖くない人なんていない

それゆえに宗教や哲学、医学が生まれたわけだ

しかし生物に死が訪れなければ、皆んな毎日を必死に生きようとしない

誰にとっても人生はいつまで続くかはわからず、死は平等に訪れる

だからこそ今この瞬間を大切にし、何気なく歳を重ねていくのではなく、いつか訪れる最後の日まで全力で命を燃やして生きて行こうと思う

「命を燃やせ！！！」（心じゃないよ）