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2024年 ニセコクラシック80km

2024年6月16日
年代別 42位(19-39歳 73名)
2:29’03” 31.51km/h

ロードバイクを始めて3年目となり、今年からはレースにも出てみることにした。
今後のためにも、レース記録をしていく。
ひとまず、途中まで先頭集団についていってみることと、平均時速30km以上でゴールは達成。タイムは見ていなかったけど、きりのいい数字を切ることができてよかった。登り始めまで先頭集団にいることはできず。課題はカーブの技術とインターバルがかかった時にそこについていく力なのかな?あとはそもそも全体的に力不足ではある。

スタートまで
トイレはすごい並んでいたけど、サポートの家族に建物内をみてもらうと空いていたのでそちらへ移動した。個室以外はスムーズだったので済ませて、並んでいる人たちにも、個室以外は空いていることを伝えた。
スタートグリッドの3列目に自転車を置いていたが、スタートラインまで一斉に移動するわけではなく、「選手はスタートまで移動してください」という声かけで適当な感じだったので、移動するとなんとなく一番前で待機に。昨年はパレードでも落車があったようなので、前の方がストレスは少ないかなと。なんとなくしばらく補給はできない気がしたので、ジェルで100kcal程度をスタート直前に摂取した。

スタートからちぎれるまで
パレードからかなり左よりに位置して走り、特に危険は感じず。右から多分50歳以上のグリッドの人たちが少しずつ上ってきており、「左通行だよー!」との声もかかっていた。川沿いに入って結構すぐにアクチュアルスタートとなった。少しずつポジションを上げたい人に抜かれつつも集団の先頭が見えるくらいをキープ。偶然かもしれないが、自分の周りはポジションを変えるときや後ろから抜く際にはしっかりと声を出したり、手で合図を出していたし、カーブも含めて唐突なライン変更もなかったので大きなストレスはなかった。とはいえ緊張もあり心拍数160越えで、このままで持つかなと心配になったが、7-8分くらいから集団の速度も落ち着いてきて、25分15km地点くらいまでは、そこまで力を使わずに位置をキープし落ち着いてきた。ただ、ここまでも交差点の直角コーナー後で、これ以降もちょっとした丘とやはりコーナー後では、短時間でも6-7倍で踏まされるのが地味に足に効いてくる感じはした。

20km過ぎからの1km弱の短い登り(strava 名駒NC2024)からは、5-6倍で踏んで、何人か抜きつつもトータルでは少しずつ位置が下がっていってしまう。登った後のアップダウンで、先頭のギャップを小集団で少しずつ詰めて、なんとか集団後方で海へ向けた平坦に出るまでの下りに突入した。下り終わり交差点での左カーブ(26km地点)で、減速からの急カーブが周りより下手で少しギャップが空いてしまう。立ち上がりの時点でほぼ最後尾だったので、また30秒ほど5倍で踏み、その後も先頭集団とのギャップを埋めるために、少し先行していた2人についていったが、最終的に集団に追いついたこの2人にはつききれず。後ろにいた小集団に合流した。しかし、ここまでの40分程度も自分としてはしっかりとパワーを出しており、この追走も3-4分とはいえ4-5倍で踏んだので、足と心拍も少しきつくなり、つききれず、ついにちぎれて1人となった。

その後海沿いに出るまでは、そこそこの追い風だったこともあり、単独3倍程度で踏んでいても、前との差がみるみる開いたわけではなかったので、もう少し頑張るべきだったか。しかし、インターバルがかかっていた領域のトレーニングが足りないので、気持ちや判断の問題ではなかったかな。

海からの折り返し
33km地点、海からの折り返し地点からはしっかり向かい風になる。ここまでは、この後の登りで先頭からこぼれてくるであろうグループに単独でも追いつくことを諦めていなかったので踏みやめてはいなかったが、足にもきていたので、ここで一旦休んで回復を試みることにした。1kmほどゆるゆると走り、ちらちらと後ろをみていると第二集団が見えてきたので、ここに合流することに。合流後、まだ気持ちは落ちておらず、登りまでに前との差を大きくは広げたくなかったので、あまり回っていないように見えたローテーションを声掛けしてみた。経験のありそうな人たちが風向きも考慮してローテーション方向を指示しながらだったが、それなりに回っていたのは10人いないくらいだったか?

結果的に、ここでローテーションに加わったのは自分の実力的には失敗だった。自分も含めてだが、ローテーションに慣れている人は少ないのか、先頭にでる際に自然とペースを上げてしまう人も多く後ろにいてもギャップをあけないようにするのに少しずつ足を使う必要があった。そして短いとはいえ先頭のタイミングでも足を使ってしまい、37km過ぎからの短めの登り(strava 御成423climb)の開始で、前のペースではついていけなくなった。位置を落としていくが、そこで合流時よりも大きな集団になっていたことに気がついた。経験を得たことはよかったが、今回の結果だけの話なら、ローテーションには加わらないで真ん中より後ろくらいで回復に努めるべきだった。

新見から下りへ
集団からはまたちぎれたが、その時の自分でちょうどよくついていけるペースの人につかせてもらい、登り(strava 御成423climb)をこなす。結果的に4人の小集団となった。試走ではここを長い登りとは感じなかったのと(実際に3.8km 2.4%とたいしたことはない)、結構疲れてきていたのか、もう新見に入ったような勘違いを当時はしており、強度を上げるとやや吐き気のようなものを感じていた。登りきり、新見までの下り基調の平坦では、4人で上手くローテーションを回すことができた。ここで一人にならなかったのはよかったし、結構楽しかった。一緒になった方、ありがとうございました。

左折して補給へ、少し吐き気もしていたのでただの水が欲しかったけど補給ははじいてしまった。新見の登り始めで、登りは苦手と言っていた2人はドロップした。その前の登りでもつかせてもらった人の後ろについて登坂開始、49km地点くらい?で後ろから来たトレインに乗り換えてみたけど、もう足は終わりかけていたようで、長続きはしなかった。どこかは忘れたけど、その後にまた、新見まで一緒だった方に抜かれ声をかけていただいたので、一定のペースを保った方がよかったのかな。試走ではL4-L5で走れていたが、基本L3-一部L4でなんとか登っていた。

KOM直前の56km地点くらいで、小集団に追いつかれた。後方には試走でご一緒した方がいた。その方はこれまでも50歳以上の年代別で世界選手権の出場権を獲得しており、試走でもやはり速かったのだが、集団の最後尾でかなり苦しそうに頑張っていた。その表情から、この後の下りを考えてここは頑張りどころなんだなと思い、ここからしばらくはその集団になんとかついていき、下りへと入ることができた。結局、新見の登りセグメント2つ(starava "Tomioka - Alt Classic/Niimi Climb"と"a place beyond the pines")は、ベストからそれぞれ1分30秒、1分20秒遅れだった。

ゴールまで
下り切り、61kmくらい?の補給は無事水をゲット。この後の登りで、インナーに落とそうとすると、動かない。実は調子が不安だった左STIレバーの電池切れでフロントアウター固定に。出走20分前に新しい電池に交換していたのに。前日のライド後は電池の残量表記Maxだったのに、当日朝にはサイコン上で空の表示になっていた。たぶん常に放電しているような状態であったが、その前の電池交換が2週間前だったので、レース中くらいは持つかと思ったが悪化していたようだ。62km過ぎの下りに入る前に、一度自転車から降りて、リアディレイラーのボタンでシンクロシフトに切り替えたつもりが上手くいかず。もう一度降りるより、残りの短い登りはダンシングでこなした方が結果的に早いかなと思い、ゴールまでフロントアウター固定を決意した。

その後は少し斜度が上がる登りを、アウターローでダンシング混じりでこなすが、前ももがつりかける感じが始まった。これまで練習でつったことがなく、踏める限界値がわからなかったが、つってさらに遅くなったり最悪止まるのを避けることにした。もちろん練習より強度も高かったが、そのせいで胃が受け付けなかったこともあり普段より水分補給は少なかったと思う。

淡々とペースの上がらないサイクリングで少しずつ抜かれながらゴールまで。途中からなぜかどの画面にしても勝手に地図表示に切り替わるようになっていたガーミンに、少し苛つきながら残りの距離を過ごしていた。

ここから、足りない部分を少しずつ練習していこう。

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