きくいけ

日本の電気屋さんで働きながら株式会社サイエンスフル(scienceful.co.jp)…

きくいけ

日本の電気屋さんで働きながら株式会社サイエンスフル(scienceful.co.jp)のCEOを兼職。技術者のための実証実験プラットフォーム pocticket 運営。スマート農業の研究開発と事業開発。博士 (農学)。

最近の記事

"プロダクトアウト"な事業開発に失敗しないための3箇条

起業や事業開発に関するセミナーやプログラムに参加すると、次のような問いを嫌というほど受ける。 「顧客の抱えている課題はなんですか?それはバーニング(=すぐに解決したい)ニーズですか?」 これに明確に答えることができない場合、次のステップ、すなわち「製品やサービスのプロトタイプを作ること」に進ませてもらえない。もちろん自己判断で無理やりプロトタイピングに入ってもいいのだが、間違いなくいい顔はされない。 ちなみに私自身は(最近は事業開発にも取り組んでいるが)元々研究者だ。新

    • 顧客が達成したい「3つのゴール」を明らかにして、プロダクトのファンを増やす。

      前回の投稿から随分と時間が経ってしまった。。。が、「複業起業する」という目標に向かっては着実に進んでいる。ここ数ヶ月でやっていたのは「仲間探し」と「ユーザーリサーチ」で、今日書くのは「ユーザーリサーチ」について、だ。 ※以下、色々と偉そうに書いていますが、これらは私が実際に仕事(=事業会社での新規事業開発)で失敗して学んだことや、その失敗の過程で多くの人から頂いた助言の内容をまとめたものです。参考になりましたら嬉しいです。 ユーザーリサーチとは?スタートアップでも、事業会

      • サラリーマンのまま起業したっていいじゃない。 〜自己紹介を兼ねて〜

        今、本業(サラリーマン)をしながら、複業起業する計画を立てている。週末プチ起業ではなく、パラダイムシフトを狙うような野心的な起業だ。昨今流行りのスタートアップともまた違う。今回初めてnoteの記事を投稿するが、私がどのような起業をしようとしているのか、なぜそのような考えに至ったのかを書いていこうと思う。 私と、私が所属している企業の話私は現在、いわゆる日本の大企業に勤めている。日本的大企業というと、安定してそこそこ高い給料が貰える一方で、お役所仕事・古い意味のない慣習やルー

      "プロダクトアウト"な事業開発に失敗しないための3箇条

      • 顧客が達成したい「3つのゴール」を明らかにして、プロダクトのファンを増やす。

      • サラリーマンのまま起業したっていいじゃない。 〜自己紹介を兼ねて〜