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先週のマーケット振り返り08.22

この時期は夏枯れ言われ、全体の取引量が少ないため
一定のトレンド形成にはなりません。

企業の業績発表として、
小売ホームデボ、ウォルマートは良かったのですが、
ターゲット90%減益の決算発表となり、
まだまだトレンドというか方向性はなさそうな雰囲気です。

ポイントは、9月のFOMCに対する利上げがどうなるかになりそうです。
0.5%の確率は6割、
0.75の確率は4割との予想が出てますが、
ここで手綱を緩めて0.5となる可能性はなさそうです。
というのもインフレ率がまだまだ高いからです。

今週の25~27日に、年に1度世界各国の中銀総裁や金融政策関係者が集まるジャクソンホール会議が開催されます。
ジャクソンホール会議はこれだけのメンツが集まるため
マーケットに動きを与えるようなことがありますが、
今回のはフェデラル・ファンド金利の上昇が注目となっているので、
今回の会合では全体の経済に対して大きな影響を及ぼす発言は
無さそうです。

利上げによって、緩やかな景気後退は免れられないため、
インフレ退治を行うには無傷のままではいられないというのが現状です。

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