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先週のマーケット振り返り10.17

米雇用統計など、直近で出ている経済指標が金利上昇を
さらに後押しする展開となっており
先週注目であった9月CPIは、前年同月比で8.2%上昇。
市場予想の8.1%を上回りました。
伸び率は2ヶ月連続で拡大しており、40年ぶりの高水準に突入しました。
国際通貨基金(IMF)が発表した最新の世界経済見通しでは、
2023年の世界成長率を2.7%として、
7月の前回予測から0.2%下方修正しています。

そして、世界のインフレ率は2022年にはピークの8.8%上昇、
2023年には6.5%として、
2024年までには4.1%に鈍化すると予測されており、
IMFのチーフエコノミストは、
『最悪期はこれからだ。2023年に景気後退を感じる人が多いだろう』と
発言しました。
このように世界経済への見通しを引き上げたこともあり、
全体的にリスク回避ムードが株式市場を席巻しています。
日本では『世界の大荒れ感』が
ほどんど伝わっていない可能性もありますし、
生活レベルでは他国と比較すると非常に安定しています。
それがIMFの成長率予測にも表れておりまして、
2023年の成長率予測は日本がG7でトップとなりました。


参照:国際通貨基金

お隣の中国・韓国では不動産バブルが崩壊しています。
ちょうど韓国出張を行ってきましたので
現地の状況と合わせて近日中にレポートしたいと思います。

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