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日本ハムの補強ポイントを考える

シーズンも最終盤に入り、CSに向け熾烈な争いが繰り広げられている今日この頃。
野球ファンの興味を猛烈に引くものがもう一つ。
そう、ドラフト会議です。
今年は10月24日に開催されるドラフト会議ですが、その魅力を最大限に味わうには事前準備が大事です。

そこで今回は私の贔屓である日本ハムファイターズの補強ポイントをご紹介していきたいと思います!!!!

長くなると思いますので、お時間ない方は下の目次からお好きなところへ飛んでご覧ください。
なお、今回の内容は私の完全主観ですのでご意見の相違などあるとは思いますが、どうか温かい目でご覧ください。


現有戦力の確認

まずは現有戦力を確認しましょう。

緑は育成

まずは年齢層を確認します。
この図に関してはそこまで触れませんが、少し見ただけでも日本ハムファイターズがいかに若いチームかご理解頂けると思います。

この後はポジション別に確認していきます。

先発右腕 補強優先度…C

上の図は先発右腕をまとめたものです。
伊藤大海に始まり、金村尚真バーヘイゲンとローテーションのレベルは高く、準ローテーションにも福島蓮北山亘基が控えるなど数も質も申し分ありません。

リザーバーが少ない点はやや気掛かりですが、それでも達孝太畔柳亨丞孫易磊の将来ローテーションに入れるであろうプロスペクトがいる点、全体の年齢層を見ても先発右腕はかなり整っていると言えますね。

先発左腕 補強優先度…A

次は先発左腕です。
山﨑福也加藤貴之とリーグトップレベルの左腕を誇る日本ハム。
しかし全体を見るとクオリティはそれほど高くありません。
そもそも上の2人は32歳と若くなく、昨年結果を出した上原健太も今年は不調。
中堅選手がおらず、ベテランと若手に偏っています。

若手に関しても、去年侍ジャパンにも選出された根本悠楓が伸び悩んでおり、昨年ドラフト1位の細野晴希はそもそも素材型。松浦慶斗は現在リリーフをしており先発で計算できる若手がいない状況です。

先発右腕とは打って変わって、数も質も不安の残る先発左腕
今オフの補強は必須と言えるでしょうか。


リリーフ右腕 補強優先度…D

今年パリーグ2位(8/22時点)と調子の良い日本ハムファイターズを支えているのは紛れもなくリリーフ右腕の力です。
特に田中正義、池田隆英、杉浦稔大の中堅トリオの力は絶大で誰が投げても安心して見ていられます。(田中正義は劇場型)
また、生田目翼、山本拓実ら火消し組の活躍も素晴らしく、これでいて柳川大晟という若手もいるので恐ろしいですね。

強いて課題点を挙げるならリザーバーの質ですが、日本ハムは先発で開花しなかった中堅選手を中継ぎで開花させるケースも多いのでそこまで心配しなくても良さそうです。


リリーフ左腕 補強優先度…B

8/22現在最優秀中継ぎの河野竜生と鉄腕宮西尚生が引っ張るリリーフ左腕はもう少し数が欲しいという印象です。
と言うのも上の図が主なリリーフ左腕なのですが、この中で今一軍にいるのは河野と宮西のみ。上の2人は勝ちパターンを担っており、いわゆるワンポイント的な起用をする余裕がありません。

福田俊矢澤宏太は勝ちパターンを担える素質はありますが今年は安定感がなく、北浦竜次、堀瑞輝もピリッとせず。
ポスト宮西はなかなか出て来ず苦しい投手運用になっているのが現状です。

今年のドラフトでは3位以降を使って補強していきたいところです。


捕手 補強優先度…E

赤は左打ち

田宮裕涼という彗星の如く現れたスーパーキャッチャーを抱えるファイターズ。
捕手の層は盤石で補強はほぼいらないと思われます。

安定感抜群の伏見寅威を始め、前述の通りスーパーキャッチャー田宮裕涼、昨年のドラフトでは2巡目でアマチュアNO.1キャッチャー進藤勇也を獲得しており言うことなし。
リザーバーの3人も非常に優秀です。

ただ層が厚いと言うことは飼い殺しもあるということ。
今後のトレードでは捕手の誰かが盛り込まれたパッケージもあるかもしれません。


内野手《一・三塁手》 補強優先度…D

清宮幸太郎、郡司裕也、レイエスの覚醒など色々ありすぎた一・三塁手。
他ポジションに比べて補強はそれほど必要ではなさそうです。

なぜなら清宮、郡司、レイエスとレギュラー組はいずれも若く20代。
控えにも野村佑希、マルティネスがおり攻撃力はかなりのモノで、ファームでも有薗直輝、阪口樂が順調に実践経験を積んでいるためです。

懸念点は外国人組の去就です。
こればかりは読めないこともあり、最悪の場合レイエス、マルティネスの両方が移籍する可能性もあるため安心はできません。
とは言っても一・三塁手の補強はドラフトでも1、2巡目を必要とするため、外国人2人のうちのどちらかは意地でも残すと思われます。


内野手《二遊間》 補強優先度…B

※水野誤字ってます。ごめんなさい

水野達稀がショートのレギュラーに定着したファイターズ二遊間。
しかし補強は行うべきだと思います。

ショートのレギュラーは固まったもののセカンドは未だ固まっておらず、入れ替わりが多いのは変わらず。
水野も実績は乏しく来年も上手くいくかは分かりません。
特に若手は水野を除けば奈良間大己、細川凌平の2人しかおらず、今年はどちらもポジションが定っておらずユーティリティ的な立ち位置。
中堅選手には上川畑大悟、若林晃弘、福田光輝がいますが、打撃、守備など各々に欠点があり固定は難しいのが現状。
このまま何も補強がなければ来年も二遊間が固まらないことは容易に想像でき、二遊間が不安定なチームが黄金期を迎える可能性はかなり低いことは言うまでもありません。

石井一成は長打のある貴重な二塁手ですが、今年FA権を獲得していますので益々編成は難しくなっています。

補強に関しては石井次第なところはあり、残留なら高校生、移籍なら即戦力の大学生もしくは社会人に行くのではと私は呼んでいますが、当日はどうなるでしょうか。


外野手 補強優先度…C

最後は外野手です。
万波中正が絶対的なレギュラーに定着し、水谷瞬という新星が現れたことにより競争が激化している外野のポジション。
松本剛が年々打撃成績を落としているため後釜の用意が急務となりつつありますが、浅間大基が少ないチャンスで存在感を見せており、今川優馬はファームでセンターを守るなど中堅外野手の頑張りが光っている印象です。
そのためそこまで急いだ補強は必要ないでしょう。

若手には矢澤宏太、宮崎一樹の将来的にはセンターを守れる身体能力をプロスペクトもいるため中堅選手で繋ぎながらゆっくりと世代交代ができるのではないでしょうか。

欲を言えばもう一人高卒プロスペクトが欲しいなとも感じますが、これは恐らく私の好みでしょうね。


まとめ兼ドラフト予想

ドラフト予想をしますッ!!!!!
とは言ったものの私はドラフトに詳しくはないのでポジションだけ予想します。
名前までビシッと行けたらカッコよかったんですけどね…

石井選手のFAで変わってくる書いたのでその通りに2パターン予想します。

《石井移籍パターン》

こんな感じです。
1位では最重要補強項目の先発左腕。2位では石井の穴を埋めるべく即戦力遊撃手。
3位では宮西の後釜を狙い、4位では将来の核となる遊撃手を獲得。
5位で即戦力右腕を獲得し先発の層を厚くして、6位でポテンシャルのある高校右腕を獲得。
といった流れです。

《石井残留パターン》

1位は先ほどと変わらず即戦力先発左腕。2位でスケールの大きい高校生遊撃手。
3位は先ほどと同じで、4位で外野のプロスペクトを補強。
5位以降は先ほどと同じ流れです。


終わりに

最後まで読んで頂きありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。
皆さんの暇つぶし程度にはなったでしょうか。

ここで私から皆さんにお願いです。
私はTwitter(X)は持っているのですが、ほぼ動かしていない&フォロワー0なので影響力は0ッ!!!!!!!
なので少しでも良いと思って頂けたらフォローもしくは拡散していただけると幸いです。

それでは失礼します。。。

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