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シェアリングサイクルアプリを2回に分けて制作しました ~Cocoda!~

デザインを実践的に学べるCocoda!のお題に挑戦してみましたので、その記録を残したいと思います。

以前、『理想の建築業者とのマッチングアプリ』に挑戦し終えて感じた感想として、 制作の仕方に問題があると感じました。

それは、一度の制作の中でスピードと拘りのバランスがとても難しいところです。

限られた時間でのアウトプットを意識しつつ、デザインの質は落としたくないという二つの観点を表現しきる必要があると思います。しかし、どちらも意識しすぎたことで中途半端に時間をオーバーして、デザインをもう少し詰め切らなかったという自分としては中途半端な形で仕上げてしましました。

なので、今回は二段階に分けて制作してみました。

1. 90分という時間に拘り、自分のもつスキルを駆使して完成を目指す。
2. 1回目のデザインを見て、改善点を考える。時間は意識せず、情報収集をくまなくおこない、納得のいくデザインまで仕上げる。


挑戦したお題

今回挑戦したお題はこちらです。

『効率的なシェアリングサイクルアプリを作って!』


1回目の挑戦

●要件定義→35分
●画面作成→55分(時間切れ)

▼ステートメント

▼仕上げた画面

正直、今のスキルでは完成まで持っていくスピード力が全然ないなと思いました。笑
これに関して、一つはSketchを完全に使いきれていないことが原因だと思います。あとは、単純に数をこなしていないのだと思います。

また、今回参考アプリとして『HELLO CYCLING』というアプリを参考にしましたが、スピードを重視するあまり、かなり同じデザインに引っ張られました。笑
ほとんど似たようなデザインとなっており、独自性に欠けると感じます。


2回目の挑戦

▼白黒のワイヤーフレーム(白黒でないものもありますが、、)

▼完成画面

配色

今回、アプリに合わせた自転車は用意できないので、自転車は外部から持ってきて貼り付けました。もしリリースする場合、自転車の色はサービスのメインカラーと合わせる必要があると感じました。

▼他のシェアサイクリングの自転車とメインカラー

ここで選定のポイントとしたのは

・他の競合サービスと色が被らないようにする
・自転車に合うカラーを見越した選定をする
・男女問わず、乗りたいと思えるようなカラーにする(ダサい自転車は乗りたくない)。
・目立つカラーにすることで街中で利用者を見かけると、宣伝効果となる。


考察

表面上のデザインを考える上で意識した点としては下記の3点です。

検索画面のMap表示領域を少しでも見せる為に、タブバーやナビゲーションバーの領域を最低限に抑えた。
・位置情報をもとにピンチを使って、歩ける行動範囲を調整できるようなデザインにした。(『Dish』というアプリを参考)
手軽さを表現する為、今回はモバイルでの開錠が可能と仮定して、決済・開錠をスマホ一つで対応できるデザインにした。

また、市場調査をおこない、どのタイミングで料金が発生するのかや、いつから予約ができてキャンセルはどう対応するのかなどを把握し、注記の文章を考えました。
この制作アプリでは、ステーションが各地にあることを想定していますので、下記のように設定しています。

開錠した瞬間から料金が発生

ステーションに戻してロックがかかった瞬間に支払い金額が確定

また、予約は30分以内とすることでキャンセル料の発生を防ぎ、不必要な自転車のキープもできないようにすることを考えた時間設定としています。


Cocoda!でのアウトプットによるフィードバック

先日、Cocoda!で新機能が実装されました!

それは、他のユーザーの作品が見れることと、その作品に対して自由にコメントができる機能です。その実装に伴って、さっそくアウトプットしたところ開発者の方々からコメントとフィードバックをいただきました。

素晴らしい機能すぎる!!
デザイナー同士の交流もより一層深まる気がします!

そして、貴重なアドバイスもいただいたことで改善点もでてきました。近いうちに3回目の制作に取りかかれたらと思います。


まとめ

今回2段階に分けたことで、1回目で自分の現状のスキルでのアウトプットをして、2回目でいろんなデザインを見てアイデアを得るインプットを行なっているので個人的には良い制作になったと感じています。

今月からデザイナーとして働き始めたわけですが、現在未経験からデザイナーを目指している方がいれば、Cocoda!でお題に挑戦したものをこのようにnoteでまとめて発信することをおすすめします。

私は、ポートフォリオをWebと紙ベース両方準備していましたが、転職活動中にCocoda!のお題を追加で掲載するのは時間がかかり大変でした。なので、noteでまとめてポートフォリオにリンクを貼っとけば、ポートフォリオとして扱うこともできると思います。

このような感じで、過去のnote記事をポートフォリオにリンクを掲載していたら、意外と面接の人達が見てくださいました。

私は、転職活動がうまくいかず、半年間ぐらい続けていました。しかし、その分いろんな企業の方に自分のポートフォリオを見ていただき、フィードバックをもらいました。
その経験を生かして、『未経験からデザイナーを目指した私のポートフォリオの苦労と経験』について近いうちにでもnoteにまとめられたらと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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