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誰もが自分のやりたいことを実現できる社会をつくりたい

僕は2007年〜2014年まで自分の会社を経営していた。その頃は、タイトルにあるように「誰もが自分のやりたいことを実現できる社会をつくる」というのが、自分の人生のテーマでもあり、会社の理念でもあった。

2013年頃から、会社が乗っ取られたようになってしまって、結果2014年に廃業することになったのだが、その後、サラリーマンを続けていることもあって、少し自分の軸(=上記のテーマ)を忘れてしまっていたところがある。

最近、人生についてすごく考えるようになって、このままなんとなく勤めている会社の仕事をこなして人生を過ごしていっていいのか、ということに対する危機感がすごく強くなってきており、改めて自分の人生のテーマ、ミッションを考え直したのだが、やはり当初から掲げていたところに戻った。

やっぱり自分としては、これがやりたいんだな。

かつて、自分で会社をやっていたときには、自分のやりたいことを実現するための手段として、教育、とくに学校の勉強以外の、いわゆる習い事に分類されるものとのマッチングサービスを展開していた。かんたんに言えば習い事教室を探せるサイトだ。

日本の教育では、どうしても学校で勉強する科目でいかにいい成績を取り、その結果としての進学先、そして就職先をいかに上げていくかが教育の中心になっているが、はたしてそうなのか、というところからの習い事への着目だった。

言い方が悪いかも知れないが、例えば学校の成績が悪くてもサッカーがすごくできて、結果日本代表になったら、それは同じクラスのどの生徒よりもすごいことだと思うし、そういう生き方を、もっとたくさん提示してあげることができたら、そしてそのきっかけとしての習い事との出会いを提供できれば、日本の教育がもっとよくなっていき、多くの人の自己実現に貢献できるのではないか、という考えがあった。

この考えについては、今でも正しいと思っているし、コロナ渦において、より生き方が多様化している社会において、需要は広がっているのではないだろうか。

ここ数年テーマにしている「コミュニティ」も、その一環だと考えている。自分がやりたいことと同じことをやろうとしている人同士がつながって、お互いに成長していく環境こそがコミュニティのあるべき姿の一つだと考えられるし、自己実現の手段の一つだと言える。

今後だが、自分が会社を経営していた当時に運営していたサイトは、会社が潰れるにあたって、ある会社に譲渡してしまい、今はその会社も運営せずにクローズしてしまっているようだが、改めて、別の形でスタートできるといいな、と考えている。

そして、少子化する日本においては、教育市場は縮小していくので、そのノウハウを海外に展開する、ということも当時検討していて出来なかったことなのだが、そういった事業もやっていきたいと思う。

現状、会社勤めをしているのでなかなか実行に移すのは難しいが、機会があればぜひやりたいし、もしこれを読んでいる人がいて、共感してくれる人がいれば、一緒にやっていきたい。


ここ数年、自分の生きている意味、そして死後に何を残せるのか、について考えることが多くなったのだが、原点に帰って「誰もが自分のやりたいことを実現できる社会をつくる」というテーマに立ち返って、それを何らかの方法で形にして、実際に自己実現できる人を作っていくという事ができれば、少しでも自分が生きた意味を残す事ができるかも知れないし、何より自分自身の自己実現となるだろう。

40代も半ばになって、自分探しのような状態に戻ってしまっていた時期もあったが、改めて整理ができたので、後はその実現のために最短距離で邁進するだけ。自分自身でも自分のやりたいことを実現することを体現しながら、同時に日本中の、また世界中の人達の自己実現に貢献できるしくみをつくっていきたい。

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