【M2 Pro × 8K,4K 360°】Mac miniで動画編集をしてみた

2023年モデルの新しいAppleのチップ(M2シリーズ)が発売され、大きな注目を集めています。

そこで今回はM2シリーズのMac Miniを購入したので、動画を編集してみました。


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M2 ProのMac miniでの動画編集はサクサク

M2 ProのMac Miniのスペック
M2 ProのMac Miniのスペック

Mac Miniには「M2」と「M2 Pro」の二種類が存在しますが、「M2 Pro」の中にも「10コアCPU、16コアGPU」と「12コアCPU、19コアGPU」二つに分かれます。

M2 Pro のチップ数
M2 Pro のチップ数

今回僕は12コアCPU、19コアGPUを購入しました。

総額30万円ほどです。。。。高い

同じスペックでMacBook Proにすると???

とはいえ、同じスペックでMacBook Proにすると14インチで414,800円、16インチで432,800円です。

とにかく高い。。。

なので今回は費用を抑えられるMac Miniを購入しました。

M1チップとの差は?

Apple公式

上記と下記の画像どちらもAppleの公式サイトから引用したものですが、M1チップと比較すると2倍近くの差が出ております。

Apple公式

M1シリーズのMac MiniはProチップが存在しません。

M2 Mac miniが購入できる場所

Mac miniは家電量販店でも購入はできますが、カスタマイズしたMacを購入するには、Apple公式かAmazonで購入しましょう。

M2 Proで4K動画を編集してみた

実際に4K 60fpsの動画を編集してみたので、滑らかさなどは上記の動画から確認できます。

タイムラインに動画を読み込む

僕はMac miniを購入する前は2017年モデルのMacBook Proを利用していました。

そのMacBook Proで動画編集をしていたときは、タイムライン上に動画を読み込ませるのに時間がかかっていました。

ですがM2 Proではタイムラグが発生せず、一瞬で取り込んでくれました。

とても快適すぎる。

編集時の様子

MacBook Proの時は動画編集時のプレビューの画質を下げて「パフォーマンス優先」にしていましたがカクカクだったのに対し、M2 Proでは「品質優先」でもスラスラ再生されました。

更に、動画の仕上げ段階として、カラー調整を行いました。

カラー調整では動画の「色の濃さ」や「明るさ」などを調節するので、より動作が重くなりますが、M2 Proではサクサクでした。

編集時に動きが遅くなる様子はなかったので、動画編集者にお勧めできます。

動画の書き出し速度

今回は4K 60fps(3分くらい)の動画を書き出しテストしてみました。

  • 高速書き出し→4分くらい

  • 品質優先→10分くらい

どちらにしろとても早く、2017年モデルのMacBook Proでは30分近く時間がかかっていました。

排熱のファンは回らなかった

今回簡単な動画編集でしたが、ファンは一切回りませんでした。

MacBook Proでは動画をタイムラインに読み込む段階でファンが周り、その後は一生回り続けます。

とはいえもう少し長い動画や、長時間利用していると、ファンが回るかもしれません。

これに関しても調査していきます。

通常動画の8Kや4K動画はM2でもいいかもしれない

少しネタバレですが、これから紹介する8KVR動画の編集も思ったよりサクサクでした。
今回M2 Proのチップをカスタマイズをしましたが、デフォルトのM2 Proでもいいかもしれません。
通常のカメラで撮影した4K動画は問題なく編集できて、8K動画も問題ないと思います。

M2 Proで8K 360°動画を編集してみた

8Kの動画を撮影できるカメラがないので、今回はRICOH THETA Z1で写真を撮影し、タイムラプスにしてみました。

8Kの360°のタイムラプすです。どうなるか、、、わくわく。。。

編集時の様子

結論から紹介すると、8Kの動画編集でも「サクサク」編集できます。

M2 Proとはいえ、8Kは4Kの4倍なので、編集時にカクツクことを想定していたので、とても驚いています。

ですが、再生するとたまに若干「カクカク」しているので、パフォーマンス優先にして編集すると解決できます。

動画の書き出し速度

今回の動画はとても短いので参考になるかわかりませんが、10秒の動画で書き出してみます。

  • H.264 → 2分くらい

  • Apple ProRes → 1分(編集中にレンダリングが終わったので早い)

10秒の動画なので、10分くらいの動画になると、書き出し時間もかなり長くなると思います。

Apple ProResでは低くて1GBで、最高で10GBだったので、書き出しはかなり時間がかかると思っておきましょう。

8K編集はファンが回った

4K編集ではファンが回りませんでしたが、流石に8K動画の編集にはファンが回っていました。

とはいえそこまで大きな音ではなかったので、そこまで負荷もかかってないと思います。

M2 ProチップのMacは動画編集におすすめできるパソコン

今回試した動画はとても短いですが、動画を作り込む方でもおすすめできます。

とても凝った編集でなければ8K編集もサクサクとできるので、費用を抑えつつ、8K動画の編集したい方は検討してみてください。

タイムラプスではなく、通常の動画もサクサク動きます・。


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