【4K VR(360)カメラ】RICOH THETAで写真や動画を綺麗に撮影するコツ
最近多くのメーカーからVRカメラが発売され、少しづつ定着しています。 中には数万円で手軽に購入できるVRカメラも販売され始め、VR時代に少しづつ近づいている予感がしています。
そこで今回はVRカメラで写真や動画を綺麗に撮影するコツを紹介します。
対象物に近づく
三脚やセルカ棒を使用
明るい部分を基準に明るさを設定
ISOはできるだけ小さく
シャッタースピードは早すぎなくても大丈夫
今回のポイントです。 では詳しく解説します。
対象物に近づく
スマホや一眼レフで写真を撮る際、対象物との距離をある程度撮ってから撮影すると思います。
ですがVRカメラ360°全て写るため、超広角レンズです。 その為、対象物にかなり近づいて撮影する必要があります。
比較
次にどのくらい写真が近く見えるか比較してみましょう。 上:普通のカメラ(一眼レフやスマホ) 下:VRカメラ
なんとVRカメラの方が近くから撮影しています。 VRカメラはびっくりするほど超広角レンズなので、くっつく勢いで写真を撮りましょう!
三脚やセルカ棒を使用
VRカメラは360°写るメリットがありますが、360°写ってしまう為VRカメラを持っている手も写ってしまいます。
あとで写真を見返してみると、手が写真の下に写り込んで結構気になります。 そこで三脚や、セルカ棒のような物を利用すると手の写り込みを防ぐことができます。
短くてもOK
100円ショップで販売しているような物でも全然効果は違います。 できれば20センチほどのセルカ棒が望ましいですが、10センチくらいのセルカ棒でもかなり手の写り込みを防ぐことができます。
なので最初は100円でどんな感じかを試す方がいいと思います。 実際に私は手持ちで撮影する時は100円ショップで販売している、手のひらサイズのスマホ三脚を取り付けています。
三脚の穴
三脚の穴は一般的に使用されている穴と一緒です。 私は同じ三脚穴で100円ショップのスマホ三脚やEOS kiss X7i 、RICOH THETAを使用しています。
特別な穴ではない限り大丈夫です。
明るい部分を基準に明るさを設定
VRカメラでの撮影で1番難しいのが明るさ設定です。
明るさ設定を把握するだけでVR写真、動画の完成度が大きく変わります。
私が撮影する時に気をつけるポイントは 明るい部分に明るさを合わせる です。360°写るので当然光の差がとても激しいです。
暗い部分に合わせると、写真が真っ白になり 明るい部分に合わせると、写真が黒くなります。
上記の写真は暗い部分を基準に明るさを調節しました。
ビルなどの建物が真っ白になってしまい、よくわからない写真になってしまいました。 明るい部分に明るさを調節(暗い写真)にすると、全体的に何があるか分かります。
そのあと編集で暗い部分を明るくするといった編集をすると全体的に明るい写真が撮れます。
明るすぎる写真は暗くしても何がなんだか分からないです...
ISOはできるだけ小さく
手軽に購入できるVRカメラはイメージセンサーや画質の限界があります。 いくら4Kと言われても、全方向なので画質の粗さが気になるところです。
少しでも綺麗なVR写真や動画を撮るためには、ISOをなるべく小さい値に下げましょう。
私が使用しているRICOH THETA Vは最低ISOは64です。 ISOは無理やり写真の明るさを明るくするので、ある一定のISOを超えると粗くてみてしまいます。
なので極力1番小さい値もしくは、小さい値に近い値を使用しましょう。
シャッタースピードは早すぎなくても大丈夫?
VRカメラは超広角レンズなので、シャッタースピードが一眼レフより早くなくてもいい点があります。
望遠すればするほどシャッタースピードは早くないとブレてしまいますが、超広角レンズなので少し遅めでも気になりません。
星や夜景の写真も撮影してみました
VRカメラで写真や動画を撮影する際はとにかく近づいて明るい部分を基準に明るさを調節するが綺麗にVR撮影できます。
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