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895回目:【結婚】3年ぶりに妻に会う⑤〜隔離終了・内モンゴル自治区へ〜

2024年02月17日の備忘録

※これは、私と妻が2022年09月に経験したエピソード。3年ぶりに再会し日本で結婚式を終えた後、私たちは中国へ移動した。それは、中国で自分たちの結婚式を挙げる為。その時のエピソードを綴ったものとなる。下記のブログは、コロナ禍中国に入国し隔離、その後、解放され内モンゴル自治区へ向かう話である。

無事ホテル隔離から自宅隔離へ 

8日15:00電話がなる。

妻「出れるぞー!」

私「よし!!」

身支度完了

そして、出発準備をして、遂に外へ

このゲートを開けると車が一台止まっていてた。こんな感じで、妻のお母さんの家へ転送される。

3年ぶりにお母さんと再会

3年前、「結婚させて下さい」と、お願いしに行ってから、3年の月日が経ち、やっと再会出来た。

お母さん「お疲れ様!お疲れ様!」

と出迎えてくれていた。

とても感動したのは、この中国の文化なのだろう、「喜」のマークが家の至る所に貼ってあり、「新婚」のお祝いモードにしてくれて待っていてくれたこと。自分が中国人の夫として迎えられて、こんな経験をさせてもらって、人生の中でもとても貴重なことをして頂いていると思う。

家の入り口はこんな感じ

我々の寝室にもこんな感じでデコレーション

三人で、白酒(パイチュー)で乾杯

お母さんと、妻と、私の三人で、夕食を食べた。中国のお酒、「白酒」で乾杯。めちゃくちゃ高い白酒の様で、すごい記念の日にしか飲まないものらしい。

あと、お母さんが作ってた梅酒。そして、家庭料理はやはり美味い。海外あるあるなのか、家庭料理の方が外で食べる飯より断然美味い。三人でご飯を食べた後、日本での結婚式の話や隔離された時の話などをした。日本で私の両親に会った時もそうだったが、中国のお母さんもとても喜んでくれて、それがすごく印象的だった。

人生初の内モンゴル自治区へ

中国に入国後、広州で隔離される。その後しばし広州のお母さんの家に滞在し、これから妻の故郷でもある「内モンゴル自治区」の「通遼」という街へ向かった。

内モンゴルに着いてまず驚いたことがある。それは、家族の関係がめちゃくちゃ近いということだ。私は、「通遼(トンリャオ)」という場所に来た。トンリャオの街は、内モンゴルの中の第三?ぐらいの街で決して大都市ではない。田舎の中心街的なところ。ただ、内モンゴルというと、大自然の遊牧民的な景色を想像するかもしれない。確かに、大自然があるところには行った。

ただ、これは本当に街から数時間車で行くようなところで、遊牧して、テントで生活しているところなんて、全く見ることもなかった。実際はこういうところだ。

また、そんな田舎の街では、一定のエリア(徒歩圏内)の場所に、みんな親戚が住んでおり、良くその家間を行き来している。私達が来ているということもあってか、その頻度もより頻繁になっている気がした。

日本と全く違う文化(特に飯)

基本的に私たちは、毎日昼と夜は、どこかの親戚の家、もしくは、親戚と一緒に外食をしていた。夫婦2人きりで飯を食ったのは、1回?ぐらいだっただろうか。昼はおじいちゃんとおばあちゃんの家で、そこに集まってくる親戚と一緒に飯を食い、夜は叔父の家で、そこに集まってくる親戚と一緒に飯を食い、てな感じでその時を過ごした。それが終われば、おばあちゃんが大好きなポーカーゲームが毎晩繰り広げられる。

核家族が進んでいる日本の社会では、もう残っていない家族の文化のように見えた。ただ、インドに戻ってきてからこの話をすると、インド人は皆「そうそう!インドの田舎でもそういう感じです!」と、私に言ってくるところから、きっと昔の日本にもこのような文化があって、近代化が進むにつれて消えていった文化なのだろうと思った。

内モンゴルの飯はむちゃくちゃうまい

中国は広くエリアによって食事の種類が変わる。日本人に馴染みのある中華は、多分中国の南側(広東省)になってくる気がする。飲茶(ヤムチャ)的なやつだ。このヤムチャもうまいのだが、その全く逆サイドの北東部内モンゴルの飯は、絶対日本人に合う味付けだと確信する。家庭料理はもちろん、その地の特産物的なものも色々食ったが、「これは食えねーな」というのはほぼなかった(肝臓とか、血系は元々嫌いなので、それ以外)。

醤油ラーメンと肉の塊

これは、内モンゴルの人たちが「朝」に食べるラーメン。醤油味で非常にうまい。最初食べた時びっくりした。こんなラーメンが中国にあったのかと。ちなみに、日本で食べてるラーメンは、日本人用にアレンジされた日本独自のラーメンとして進化しているため、中国のラーメンとは全く違う。なので、日本の味に近いものが、現地飯カテゴリーで見つけられたのはびっくりした。この骨つきにくもめちゃくちゃうまい。一番ビビるのは、これが「普通の朝食」である事だ。

ラーメンと牛肉

ここ内モンゴルは、「牛肉」や「羊肉」が名産で、非常に旨い。お土産に乾燥牛肉スティックをムンバイに持ち帰るほどだ。これは、ビーフジャーキーをさらにうまくしたイメージだ。下はラム肉。

バーベキュー

これは、現地の串焼きバーベキュー。基本美味かったのだが、「幼虫の蛹」だけは、一回食って諦めた。

内モンゴル火鍋

中国の火鍋(ひなべ)は非常に好きで、今回3年ぶりに食うことができた。特に、下の写真は、内モンゴルの火鍋ということでその味を堪能。今まで食った火鍋の中でも最上級に美味かったかもしれない。食いすぎて下痢になりかけた。

内モンゴルの蕎麦

内モンゴルのこのエリアは、中国に広がる蕎麦粉の産地でもあるようで、その原料は日本へも輸出されているとのこと。たまたま食ったその蕎麦は、日本の蕎麦とは異なるものの、全然イケる味で、お腹がいっぱいであったにも関わらず完食した。

妻の従兄夫婦と過ごした時間

長い時間一緒に時を過ごしてくれた従兄夫婦。自分にとっては、年下の義理の兄の夫婦みたいなもんだ。この夫婦とは一生の仲になる。めちゃくちゃ気を使ってくれて感動すら覚えるほどだった。これからずっと仲良くしてほしい関係だ。

内モンゴルの町では、「レンタル電気バイク」が発達してて、その辺に駐車してあるバイクをレンタルして走ることができる。ヘルメットつけてる人なんていない。てか、自転車と同じ感覚で運転できる。大体100円以下でレンタルして走れる。

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