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XSCHOOL 2020に参加中

昨年の今頃、このTONKAN terraceのプロジェクトは連日連夜チームで打ち合わせをしており、福井と東京で開催されるプレゼンテーション会に向けて突っ走っておりました。


そして、今年のXSCHOOLにも参加させて頂いています。
2020の探索テーマは、
「わけるから、わからない🥺 ー医療とわたしのほぐし方ー」
http://makef.jp/xschool-2020/

昨年に引き続きTONKAN terraceのことを軸に思考を巡らせている状況になっています。これから約一ヶ月XSCHOOL2020としては最終カンファレンスに向けて突っ走っていくことになるのですが、おそらく終わった頃にはTONKAN terraceとしてもアップデートしていると思い、「今」を記録しておこうと思い立ちました。

プロジェクトの始まり


まずこのトンカンテラスプロジェクトの発端となった動機としては、私黒田の「福井の実家の状況をなんとかしたい」という思いからでした。


私の父親は約8年ほど前に、腰が痛いと言い出してから、松葉杖生活、車椅子生活、電動車椅子生活といった感じであれよあれよと病状が悪化し、今では介助なしでは一般的な生活が出来なくなりました。それと同時にロードバイクや、カメラ、水彩画などの趣味を楽しむことも難しくなり、家の外へ出ていく機会も極端に少なくなりました。


そんな父親を直接的に介助しているのは母親。2020年3月で定年退職し、父親の介助に主軸を置いた生活を送っています。その他実家で同居している祖母と弟も協力しながら暮らしている状況です。


そんな実家の状況の中、私はというと神奈川県川崎市にて妻と2人の息子たちと暮らしています。


東京(川崎だけど)での現状説明はすっ飛ばしますが、東京での暮らしに充実感・幸福感を感じながらも、頭の片隅では黒田家の長男として、実家の状況が心配でした。

転機


そんな思いを抱いている時に参加することになったXSCHOOL2019では、

こんな雰囲気の中で、

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当初リサイクルのことや福井のソウルフードであるやきとりの名門秋吉の竹串を使った企画

サーキュラーエコノミー(竹)

串食の防災備蓄食の企画

串の防災食プロトタイプ

といったことをリサーチ、プロトタイプに取り組んでおり、チームメンバーが福岡県の竹研究の教授に会うためだけに飛行機でフィールドワークしに行ったりしてました。


そんな中、年明けたまたまご一緒させて頂いてたある方からの

「それほんとにやりたいことなの?個人的にでもやりたいことをやれば良いんだよ!」

という一言で、実家への思いが一気に溢れ出し、その日の真夜中にがむしゃらに企画書を書き殴る感じで書き上げました。                   #竹串の企画も面白かったけどね                   #やっぱり自分事ではなかった


急な方向転換にチームメンバーも最初は戸惑いつつ、理解し賛同してくれたことで、黒田の個人的な思いから始まったプライベートな企画をみんなで考えるという状況が始まりました。

不思議な空間


XSCHOOLは不思議な空間で、他の場所ではあまり言いたくないような事でもなぜかここでは言えてしまう不思議な力を持っています。エンパワーメントというか、絶対的な包容力というか、おかんというか、そういう安心感のようなものがあります。
#マザコンなのか

家族会議


とはいえ、黒田家の家族が知らないところでどんどんプロジェクト内容が進んでいくことに対してや、父親の病気のことにフォーカスするようなプロジェクトにしようとしていることは、初めは家族内でも結構揉めて、家族会議を何度か行いました。


そして家族も納得の上で、XSCHOOL2019の最終日、「これからTONKAN terraceとしてプロジェクトをスタートさせるぞ!」という内容のプレゼンを無事に行うことができました。

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※Facebookページで、プレゼン資料を公開してます。



状況変わらず

企画者の私が東京にいる状況は2020年になっても変わらない(本社が福井の会社で、転勤により東京勤務中)
#パフォーマンスだけだったのか
#覚悟が足りないだけと言われればそう


そうなると、プレゼン時には家族の中でもちょっとやる気になっていたTONKAN terraceに対して、「やっぱり長男が一過性で言い出したことで、本気でやる気はないんだな」というマインドに切り替わっていってしまいました。


それから約9ヶ月、


「医療がテーマの今回のXSCHOOLは、黒田くんが興味ありそうなテーマ内容だけど、どう?」というお声がけを頂きまして、XSCHOOL2020に参加することになりました。


今回はメインでTONKAN terraceのことを考えるわけではなく、別のプロジェクトに参加しながら、自分の頭の中ではTONKAN terraceを重ね合わせながら取り組むという進め方になりそうです。


今年は完全オンライン開催で、一同が福井で集まることは一度もないのは寂しいですが、全国から参加している他の方々とのデジタルツールを駆使した議論を重ねるという貴重な体験ができています。

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#むしろSaas活用しすぎ
#Zoom、Slack、Miro、Scrapbox、Anchor、Googleドキュメント
#参加者主導で使い始めたのがclubhouse、Discord


ということで今回のXSCHOOLも無事に完走できるように頑張ります。
長々と読んでいただきありがとうございました。
TONKAN terraceが実現し、この投稿を見返した時、どれくらい違っているのか。アップデートされているのか。自分が一番楽しみです!

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